2026.07.09

YouTubeの吹き替え(音声トラック)の変え方・日本語にする方法|自動吹き替えの設定手順も解説

YouTube自動吹き替えの使い方|企業動画を海外視聴者に届ける設定と注意点のアイキャッチ画像

「この動画、日本語で聞きたいのに、音声はどこで変えるんだろう」。YouTubeで日本語のタイトルを見つけても、再生すると外国語のままだったり、いつもと違う吹き替え音声になったりすると、どの設定を変えればよいか迷います。

複数の音声が用意された動画なら、再生画面の「設定」→「音声トラック」で、日本語や元の言語へ切り替えられます。ただし、日本語音声がない動画を、視聴者の設定だけで日本語の吹き替えに変えることはできません。

まずPC・Android・iPhoneの切り替え手順を確認し、選べない場合は音声の提供状況を見てください。自社動画に吹き替えを付けたい方へは、後半でYouTube Studioの設定、公開前の試聴、修正できる範囲を分けて説明します。視聴する側と投稿する側の操作を区別すると、確認すべき画面が分かります。

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視聴者向け:吹き替え音声を日本語/元の音声に切り替える方法(PC・スマホ)

明るいオフィスでイヤホンを着けてスマートフォンの動画音声を選ぶ人

日本語で聞くには、対象動画の音声一覧から日本語を選びます。吹き替えをやめたい場合は、元の音声の言語を選んでください。必要なのは、複数の音声が提供されている動画と、その動画を再生できるPCまたはYouTubeアプリです。

やりたいこと操作する場所確認すること
今の動画を日本語で聞く再生画面の設定→音声トラック日本語が一覧にあるか
今の動画を元の声に戻す再生画面の設定→音声トラック元の言語を選べるか
元の言語での再生を優先するアカウントの優先言語元の音声の言語が含まれるか

出典:YouTube公式 動画の視聴言語を選ぶ。最終確認:2026-10-13。

PC:動画プレーヤーの「音声トラック」を変更する

  1. 視聴したい動画を開きます。
  2. 動画プレーヤーの設定アイコンをクリックします。
  3. 「音声トラック」をクリックします。
  4. 一覧から「日本語」、または元の音声の言語を選びます。

切り替えた後に動画を再生し、聞こえる言語が変わったか確認してください。字幕の設定を変えても、音声の切り替えにはなりません。

操作の出典・確認先:YouTube公式・PCの音声言語変更。

Android:YouTubeアプリの音声トラックを選ぶ

  1. YouTubeアプリで視聴したい動画を開きます。
  2. 動画プレーヤーの設定アイコンを選びます。
  3. 「音声トラック」を選びます。
  4. 「日本語」、または元の音声の言語を選びます。

選択後は、動画を再生して音声を確認します。日本語が一覧にない場合は、次の「選べない原因」を確認してください。

操作の出典・確認先:YouTube公式・Androidの音声言語変更。

iPhone・iPad:再生中の動画から音声を切り替える

  1. YouTubeアプリで視聴したい動画を開きます。
  2. 動画プレーヤーの設定アイコンを選びます。
  3. 「音声トラック」を選びます。
  4. 聞きたい「日本語」、または元の音声の言語を選びます。

操作の出典・確認先:YouTube公式・iPhone/iPadの音声言語変更。切り替え後の再生で、希望する音声かを確認してください。

毎回元の音声で聞きたい場合は「優先言語」も確認する

元の音声の言語が優先言語に含まれている場合、YouTubeはその動画を翻訳せず、元の音声で再生すると説明しています。たとえば英語の元音声で聞きたいなら、優先言語に英語が含まれているか確認します。

  • PC:プロフィール写真→設定→再生とパフォーマンス→「言語」で「言語を追加または編集」→言語を選択→確認。
  • Android・iPhone/iPad:プロフィール写真→設定→言語→優先言語→言語を選択→確認。

これはアプリの表示言語や地域とは別の設定です。日本語を優先言語に入れても、日本語音声がない動画に新しく音声を作る操作にはなりません。

操作の出典・確認先:PCの優先言語、Androidの優先言語、iPhone/iPadの優先言語。

吹き替えが選べない・できない原因

明るいオフィスでヘッドホンを手にパソコンの動画音声を確認する人

視聴者は「その動画で公開されている音声」を選びます。投稿者は「自分のチャンネルと動画がオートダビングの対象か」を確認します。両者の原因を分けて見てください。

視聴者:日本語音声が提供・公開されていない

公式の切り替え手順は、動画が複数言語に対応していることを前提にしています。日本語のタイトルが表示されていることと、日本語の音声トラックが提供されていることは別です。

投稿者が吹き替えを公開停止した場合も、その音声は視聴者に表示されなくなります。日本語が選べなければ、その動画で使える音声一覧を確認してください。

出典・確認先:動画の視聴言語を選ぶ、オートダビングの公開停止。

投稿者:動画・言語・音声が生成対象に合っていない

YouTube公式は、オートダビングの対象外となる理由として、次の条件を挙げています。視聴者が端末の言語を変更して解消できる条件ではありません。

  • 動画が120分を超えている。
  • 発話がない、音楽のみ、または発話がごく少量である。
  • 元の音声の言語がサポートされていない、または言語を自動検出できなかった。
  • 発話が速すぎ、吹き替えた場合に聞き取りづらくなる。
  • 著作権で保護されたコンテンツが含まれている。

出典・確認先:YouTube公式・オートダビングの利用資格と対象外の理由。最終確認:2026-10-13。

投稿者:チャンネルの利用状況や対応する翻訳方向が異なる

オートダビングは対象クリエイターで既定で有効です。有効になっていない場合の早期アクセスも公式に案内されていますが、自分のStudioで利用状況を確認してください。

公式の対応表では英語から日本語、日本語から英語への吹き替えを確認できます。すべての言語を自由に相互変換できるという意味ではありません。動画ごとにStudioの「言語」ページで利用できる言語を確認します。

出典・確認先:YouTube公式・翻訳方向とチャンネルの利用資格。

YouTube自動吹き替え(オートダビング)とは

YouTube自動吹き替え(オートダビング)とはをイメージした画像

オートダビングは、YouTubeが別言語の音声トラックを自動生成する機能です。該当動画の説明欄には「オートダビング版」と表示されます。視聴者は元音声と吹き替え音声を切り替えられます。

出典・確認先:YouTube公式・オートダビング。

自動吹き替えと字幕・自分で用意する音声は別の機能

字幕は文字を表示する機能です。一方、吹き替えは再生する音声を変えます。字幕の日本語化だけでは、音声が日本語になるとは限りません。

自分で録音・制作した音声をアップロードする「複数言語音声」もあります。YouTubeが自動生成するオートダビングと区別してください。字幕を校正することは読みやすさの改善になりますが、字幕修正で吹き替えを編集できる手順としては案内しません。

出典・確認先:YouTube公式・動画に複数言語機能を追加する。

従来の多言語化との違い

方法用意するもの確認・修正の考え方
オートダビング対象動画と正しい元言語の設定自動生成の音声は編集不可。試聴し公開可否を判断
自分で用意する複数言語音声録音・制作済みの吹き替え音声音声を制作してアップロード・置き換え
字幕による多言語化字幕文字を読む方法。音声の吹き替えとは別

出典:YouTube公式 複数言語機能。最終確認:2026-10-13。

自動生成の編集制限はオートダビング公式ヘルプでも確認できます。外注費や制作期間は内容・発注条件で変わるため、固定の金額や所要時間は示しません。

自動吹き替えを使う前の前提条件

自動吹き替えを使う前の前提条件をイメージした画像

企業チャンネルでは、利用資格と確認体制を先に整理します。吹き替えの管理にはPC版YouTube Studioが必要です。

対応チャンネル・対応言語であること

自分のチャンネルの詳細設定と、対象動画の「言語」ページで利用状況を見ます。日本語動画を複数の言語へ届けたい場合も、まず対応する翻訳方向を確認してください。

出典・確認先:YouTube公式・利用資格と対応言語。

元言語と音声の聞き取りやすさを確認すること

公式は、元動画やチャンネルの言語を正しく設定することを勧めています。また、発音・アクセント・方言・雑音、固有名詞や専門用語などによるエラーも説明しています。

社名・製品名・数字・単位を確認対象としてメモしておくと、試聴時に判断しやすくなります。元言語の字幕も校正できますが、それを吹き替えの品質保証としないでください。

出典・確認先:YouTube公式・品質とベストプラクティス。

誤訳の影響とレビュー担当を決めること

製品仕様や安全上の説明など、誤訳で理解が変わる内容は、対象言語を理解する担当者に確認してもらう運用を提案します。確認できない言語は、公開を急がず保留する判断も必要です。

  • 誰が言語と内容を確認するか。
  • 社名・専門用語・数字をどこまで点検するか。
  • 問題があったとき、誰が公開停止を判断するか。

投稿者向け:YouTube自動吹き替えの使い方【設定手順】

設定はPC版YouTube Studioで進めます。作業の完了は、試聴した音声が公開され、視聴画面で選べることを確認して判断します。生成完了までの固定時間は公式で確認できないため、処理時間の目安は示しません。

順番作業確認すること
STEP1チャンネルの許可・手動確認設定公開前に担当者が試聴できるか
STEP2動画をアップロードし元言語を設定実際に話している言語と一致するか
STEP3言語別の音声をプレビュー誤訳・読み違いがないか
STEP4公開して再生を確認視聴画面で音声を選べるか

出典:YouTube公式 オートダビング。最終確認:2026-10-13。

STEP1:オートダビングを許可し公開前の確認を設定する

  1. YouTube Studioにログインします。
  2. 「設定」→「チャンネル」→「詳細設定」を開きます。
  3. 「オートダビングを許可する」をオンにします。
  4. 公開前に試聴する場合は「公開前に吹き替えを手動で確認する」をオンにします。
  5. 「保存」をクリックします。

有効になっていない場合の早期アクセスは、詳細設定の「有効にする」から案内されています。表示と利用状況を確認してください。

操作の出典・確認先:YouTube公式・オンにする方法と公開設定。

STEP2:動画をアップロードし元言語を正しく設定する

新しい動画をアップロードすると、対象動画では吹き替えが自動生成されます。元言語が正しく設定されているか、次の経路で確認してください。

  1. Studioの「コンテンツ」から対象動画のタイトルまたはサムネイルを開きます。
  2. 「すべて表示」をクリックします。
  3. 「言語とキャプションの認定」で、動画の言語を選びます。
  4. 「保存」をクリックします。

操作の出典・確認先:YouTube公式・アップロードした動画の言語を変更する。字幕を別途校正する場合も、吹き替えの試聴を省かないでください。

STEP3:生成された吹き替えを試聴する

  1. PC版Studioの「コンテンツ」で対象動画を選びます。
  2. 「言語」をクリックします。
  3. 「言語」列で確認する言語をクリックします。
  4. 動画下の「プレビュー」メニューで該当言語を選び、再生します。

操作の出典・確認先:YouTube公式・吹き替えをプレビューする。

社名・製品名・重要な説明を聞いて、元動画と意味が合うか確認します。字幕が正しくても、音声を聞かずに承認する運用は避けましょう。

STEP4:確認できた音声を公開し視聴画面で確認する

手動で公開する場合は、PC版Studioの「コンテンツ」→対象動画→「言語」と進み、該当言語の「音声」列のメニューで「公開」を選びます。

公開後は動画の再生画面で「音声トラック」からその言語を選び、再生結果を確認してください。管理画面の保存と、視聴者が聞ける状態の両方を確認すると、作業完了を判断できます。

操作の出典・確認先:吹き替えの公開、視聴画面での切り替え。

多言語運用の確認体制を整理したい場合

複数言語の確認担当や公開判断まで含めて体制を整理したい場合は、対象動画と課題をまとめてご相談ください。

生成された吹き替えを修正・オフにする方法

自動生成音声の直接編集、元言語の訂正、公開停止は別の操作です。内容を直したいのか、視聴者への提供を止めたいのかで選びます。

吹き替えの内容を修正したいとき

自動生成の吹き替えは編集できません。元動画の言語設定に誤りがある場合は、正しい言語へ更新すると自動的に再生成されます。まず設定を点検してください。

字幕を直せば吹き替えも修正できる、という手順は公式で確認できません。

  • 元言語が正しくても品質に納得できない場合:その言語の公開を保留・停止し、自分で用意した吹き替え音声への置き換えを検討します。
  • 同じ言語の自動吹き替えがある場合:先に削除してから、録音済みの音声をアップロードする必要があります。

出典・確認先:自動生成音声の編集制限・再生成、複数言語音声の追加・置き換え。

特定言語の吹き替えを公開停止・削除したいとき

  1. PC版Studioの「コンテンツ」で対象動画を選びます。
  2. 「言語」をクリックします。
  3. 該当言語にカーソルを合わせ、「音声」列のメニューを開きます。
  4. 「公開停止」または「削除」を選びます。

公開停止した音声は、後で再公開できます。削除した音声は再公開できません。後で再開する可能性があるなら、削除との違いを確認してから操作してください。

操作の出典・確認先:YouTube公式・公開停止と削除。

チャンネル全体で自動吹き替えをオフにしたいとき

Studioの「設定」→「チャンネル」→「詳細設定」で「オートダビングを許可する」をオフにして保存します。既存の音声を取り下げたい場合は、対象言語の公開状態も確認してください。

視聴者が元音声に戻す操作は、動画プレーヤーの「音声トラック」です。投稿者のチャンネル設定とは区別してください。

操作の出典・確認先:YouTube公式・チャンネルのオートダビングをオフにする。

企業チャンネルでよくある失敗

以下は運用時の点検例です。実在の顧客事例や実績ではありません。

失敗1:字幕だけを確認して音声を聞かない

字幕の校正と吹き替え音声の試聴を別の工程にします。固有名詞・専門用語・数字は、文字と実際の音声の両方で確認してください。

失敗2:元言語設定を確認していない

実際に話している言語と設定がずれていないか、アップロード時の確認項目に入れます。誤訳がある場合も、最初に元言語を点検してください。

失敗3:全動画を一律に自動吹き替えへ寄せる

動画の役割で手法を使い分けることを提案します。解説内容の理解を優先する動画と、代表者の声やブランドの印象を重視する動画では、確認するポイントが異なります。

失敗4:生成された音声を確認せず公開する

公開前の手動確認を設定し、対象言語を理解する担当者が試聴してから公開します。確認できない音声は保留する運用にしてください。

失敗5:多言語化した後の反応を測っていない

YouTubeアナリティクスで音声言語別の視聴回数・総再生時間を確認し、需要がある地域を検討できます。字幕校正や公開判断と合わせ、計測する担当を決めましょう。

仕様の出典・確認先:オートダビングの品質と公開前確認、複数言語音声のパフォーマンス分析。

多言語展開を成果につなげる判断基準

海外視聴者への提供と、事業上の成果は分けて判断します。以下は、導入対象と運用体制を決めるための編集上の提案です。

判断軸1:海外からの需要があるか

既存の海外視聴や問い合わせ、別言語のコメントを確認し、関心があるテーマから試します。需要があることだけで費用対効果を保証するものではありません。

判断軸2:翻訳品質を確認できるか

内容の誤りを判断できる担当者がいるか確認します。重要な仕様や安全上の説明がある場合は、必要なレビュー範囲を先に決めてください。

判断軸3:どの動画から始めるか

  • 海外から関心が示されている動画。
  • 解説内容を別言語でも必要とする視聴者がいる動画。
  • 品質確認と公開後の計測を続けられる動画。

全動画を一度に進めるより、確認体制に合う範囲で試し、継続するか判断する運用を提案します。

判断軸4:計測と改善の体制があるか

音声言語別の視聴回数・総再生時間と、サイト側の問い合わせなどを分けて計測します。言語別のクリック率やコンバージョンが一つの画面で必ず見られるとは説明しません。

企画、字幕整備、翻訳品質の確認、タイトルや概要欄の多言語化まで含めて担当を整理してください。体制づくりを検討する際は、現在の工程と不足している役割をまとめると相談しやすくなります。

実務チェックリスト

公開前には、設定だけでなく音声と担当体制を確認します。

  • 元動画の言語と実際の発話が一致している。
  • 対象動画と言語がオートダビングの対象か確認した。
  • 字幕は必要に応じて別途校正した。
  • 社名・製品名・専門用語・数字を音声で確認した。
  • 生成された吹き替えを言語ごとに試聴した。
  • 問題がある言語は公開を保留・停止した。
  • タイトル・概要欄・サムネイルの多言語対応を検討した。
  • 音声言語別の視聴回数・総再生時間を確認する担当を決めた。

よくある質問(FAQ)

日本語吹き替えがない動画も設定で日本語にできますか?

視聴者は、動画で提供されている音声から選びます。日本語が一覧にない動画を、表示言語の変更だけで日本語音声にすることはできません。公式の視聴言語手順で前提を確認してください。

YouTubeの自動吹き替えはいつから使えますか?

公式では対象クリエイターで既定で有効と案内されています。有効でない場合の早期アクセスもあります。全チャンネルの開始日を断定せず、自分のStudioの表示を公式の利用資格と照合してください。

視聴者が自動吹き替えを不要と感じる場合は?

再生画面の設定→音声トラックで元の音声の言語を選びます。元言語での再生を優先するなら優先言語も確認します。YouTube公式の切り替えと優先言語をご覧ください。

吹き替えの誤訳を字幕修正で直せますか?

字幕修正で自動吹き替えを編集できる手順は確認できません。自動音声は編集不可です。元言語の誤りは正しい言語に更新し、品質に問題が残る音声は公開を保留・停止してください。公式のベストプラクティスと公開管理が確認先です。

まとめ:視聴する設定と投稿する設定を分けて確認する

日本語や元の声で聞きたいときは、動画の設定→音声トラックから選びます。日本語を選べない場合は、動画でその音声が提供されているかを確認してください。

企業の投稿者は、次の順で作業を進めます。

  1. 利用状況と元動画の言語を確認する。
  2. 公開前の手動確認を設定し、生成された音声を試聴する。
  3. 確認できた音声を公開し、言語別の視聴反応を測る。

設定だけで成果が決まるわけではありません。需要のある動画の選定、翻訳品質の確認、継続的な計測を続けられる体制を整えましょう。

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