2026.07.15
SNS

不動産向けSNS運用代行会社10選|費用・集客実績・選び方を比較

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**結論から言うと、不動産のSNS運用代行は「フォロワー数」ではなく反響(問い合わせ・来店)につながる設計力と、宅建業法・景品表示法への理解で選ぶのが正解です。

** ポータルサイトの反響単価が上がり続けるいま、Instagram・TikTok・YouTubeは新規反響と採用ブランディングの主戦場になりました。

一方で不動産は「おとり広告」「優良誤認」「ステマ規制」など広告表現の制約が特に厳しい業界です。SNS運用の一般論に強いだけの会社へ丸投げすると、成果が出ないどころか不当表示による投稿削除・行政指導のリスクまで抱えかねません。

この記事では、発注先を選ぶ判断基準・代表10社の比較・費用相場に加えて、そのままコピーして使える発注条件シート、内製と外注の判断フロー、よくある失敗の回避手順までまとめました。この1本で発注判断に必要な材料が揃います。

なお本記事を運営するRe.Quest(株式会社Re.Quest/request.ne.jp)も不動産業界のSNS支援を手がけていますが、自社を恣意的に上位化することはせず、運営者である旨を明記したうえで比較の1社として掲載しています。

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この記事でわかること

  • 不動産のSNS運用代行を選ぶ5つの判断基準
  • 不動産に対応できる代表的な運用代行会社10社の比較表
  • 費用相場と、料金に含まれる範囲の考え方
  • コピーして使える発注条件シートと契約チェックリスト
  • 内製・外注どちらが自社に合うかを判断するフロー
  • ありがちな失敗と、それを避ける具体的な手順(FAQ付き)

不動産のSNS運用代行は何を任せられるのか

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SNS運用代行とは、アカウントの企画・投稿制作・分析改善を外部の専門会社へ委託するサービスです。

不動産の場合は一般的な運用に加えて、「物件・エリア・暮らし」を魅力的に見せる撮影力と、業界の表示規制を踏まえた原稿チェックが求められます。対応範囲は会社ごとに幅がありますが、代表的な業務は次のとおりです。

主な対応業務

  • アカウント設計・戦略立案:ターゲット(エリア内のファミリー層・投資家など)とKPI(反響数・来店数)の設定。
  • 投稿企画・原稿制作:物件紹介・エリア情報・内見の様子・スタッフ紹介などの企画。
  • 撮影・動画編集:リールやショート動画、YouTubeでのルームツアー。
  • 投稿・コメント/DM対応:投稿管理と初期対応の代行。
  • 分析・改善レポート:リーチ・保存・プロフィール遷移・反響への貢献を可視化。
  • SNS広告運用(オプション):Instagram・LINE・TikTok広告で自社サイトへ誘導。

プラットフォームの使い分け

  • Instagram:ビジュアル訴求が効き、賃貸・売買・リノベで最も採用されやすい主力。
  • TikTok・ショート動画:若年層の認知拡大と拡散に強く、内見・エリア紹介と好相性。
  • YouTube:ルームツアーやエリア解説など、じっくり検討層の後押しに有効。
  • LINE:反響後の追客・再来促進に強く、広告と組み合わせて活用します。

大切なのは「発信すること」自体を目的にしないことです。反響という出口から逆算し、どのSNSで何を出し、どこへ誘導するかまで設計できる会社を選びましょう。

不動産のSNS運用代行を選ぶ5つの判断基準

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数十社が乱立するなかで失敗を避けるには、次の5基準で候補を絞るのが近道です。

基準1:フォロワー数ではなく「反響KPI」で語れるか

不動産の目的は「いいね」ではなく問い合わせ・来店・成約です。提案時に反響数・反響単価・来店数といったKPIで成果を説明できる会社かを確認しましょう。

フォロワー増加や再生数だけを成果として提示する会社は、目的とずれている可能性があります。

基準2:不動産・宅建の表示規制を理解しているか

不動産広告には宅地建物取引業法、景品表示法、そして業界固有の「不動産の表示に関する公正競争規約」が関わります。

おとり広告や優良誤認・有利誤認、2023年10月に施行されたステマ規制など、投稿原稿の段階で法令チェックができる体制があるかは必須の確認項目です。

基準3:自社のエリア・物件タイプの実績があるか

賃貸仲介と投資用物件、注文住宅とリノベでは、刺さる訴求も見せ方もまったく異なります。同じ商材・近いエリアでの支援実績を、具体的な事例で確認しましょう。

実績を「守秘」で一切見せない場合は、匿名化した事例やKPIの説明を求めます。

基準4:撮影・編集から分析まで一気通貫か

物件・スタッフ撮影を伴う不動産SNSは、企画だけを外注しても現場が回りません。撮影・編集・投稿・分析までワンストップで対応できる会社か、逆に撮影は自社で行い企画分析だけを頼むのかを、社内リソースと照らして決めます。

基準5:契約条件(所有権・解約)が明確か

契約終了後にアカウントや投稿資産が自社に残るか、最低契約期間や解約予告はどうかを、契約前に必ず書面で確認します。ここが曖昧なまま進めると、成果が出ても資産を引き継げないリスクが残ります。

この5基準は稟議で説明する評価軸としてもそのまま使えます。まずは自社の状況(内製リソース・予算・目的)を整理したうえで、次の比較表と照らし合わせてください。

不動産に対応できるSNS運用代行会社10選(比較表)

不動産業界のSNS運用で名前が挙がりやすい代表的な10社を一覧化しました。**料金・サービス内容は変動するため、必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

** 個別料金は公開情報が限られるため、確認できないものは「要問い合わせ」と記載しています。

#会社名タイプ得意領域の傾向不動産対応料金目安
1Re.Quest(株式会社Re.Quest)※本記事運営者SNS集客設計・支援反響設計・集客導線相談可要問い合わせ
2株式会社いえらぶクリエイターズ不動産特化不動産×IT・制作不動産特化要問い合わせ
3株式会社プロパティフォース不動産DX・集客不動産の集客・認知不動産特化要問い合わせ
4ソラスプランニング不動産・リフォーム専門Instagram運用不動産・リフォーム特化初期費用+月額(要問い合わせ)
5株式会社SAKIYOMISNS運用(Instagram強み)Instagram運用・分析業種横断で対応要問い合わせ
6株式会社ホットリンクSNSマーケ戦略設計・分析業種横断で対応要問い合わせ
7株式会社コムニコSNS運用代行運用体制・分析業種横断で対応要問い合わせ
8株式会社pamxy動画・SNS動画・ショート制作業種横断で対応要問い合わせ
9StockSun株式会社Webマーケ(アサイン型)戦略・運用業種横断で対応要問い合わせ
10株式会社Leading CommunicationSNS運用運用・制作業種横断で対応要問い合わせ

各社の特徴

  1. Re.Quest(本記事運営者):SNSを「発信」ではなく「反響を生む集客導線」として設計する視点を得意とします。運営者として掲載しているため評価は控えめにし、適合性は個別相談での確認を推奨します。
  2. 株式会社いえらぶクリエイターズ:不動産業界向けのサービスを展開しており、不動産特化での支援を検討する際の候補です。提供範囲は公式サイトで確認してください。
  3. 株式会社プロパティフォース:不動産の集客・認知拡大領域で名前が挙がる会社です。自社と近い商材の実績を事例ベースで確認しましょう。
  4. ソラスプランニング:不動産・リフォーム会社に専門特化し、業界経験者が担当・問い合わせ導線まで設計する体制を掲げています。運用開始まで1〜1.5か月程度の準備期間を案内しており、費用は初期費用+月額の個別見積もりです。
  5. 株式会社SAKIYOMI:Instagram運用・分析の強みで複数の比較記事に登場します。不動産専業ではないため、表示規制への対応を個別に確認しましょう。
  6. 株式会社ホットリンク:SNSマーケティングの戦略設計・分析に強く、中堅〜大手の体制構築を検討する場合の候補です。
  7. 株式会社コムニコ:SNS運用代行の実績で広く知られています。運用体制やレポートの質を確認するとよいでしょう。
  8. 株式会社pamxy:動画・ショート動画の制作力が求められる企画で候補に挙がります。TikTok・リール中心の施策との相性を確認してください。
  9. StockSun株式会社:プロ人材をアサインする形態のため、担当者の力量に依存しやすい点に注意し、アサイン人材の実績を確認します。
  10. 株式会社Leading Communication:SNS運用・制作で複数の比較記事に掲載される会社です。対応範囲と不動産実績を確認しましょう。

この10社はあくまで比較の出発点です。最終的には「基準2(表示規制の理解)」と「基準3(自社商材の実績)」を各社へ直接ヒアリングし、提案内容で判断してください。

SNSは内製すべきか外注すべきかの判断フロー

代行会社を探す前に、そもそも外注が最適かを確認します。次の観点で自社を棚卸しすると、判断がぶれません。

判断軸内製が向くケース外注が向くケース
社内リソース撮影・編集・分析ができる人員が確保できる通常業務が忙しく継続投稿が止まりがち
立ち上げ速度半年〜1年かけて育てられる早期に反響の仕組みを作りたい
表示規制の知見社内で法令チェックが完結する原稿の法令リスクを外部の目で担保したい
ノウハウ蓄積長期的に自社の資産にしたいまず勝ち筋を外部から学びたい

現実的には、立ち上げは外注で勝ちパターンを作り、運用が安定したら段階的に内製へ寄せるハイブリッドが有効です。外注する場合も、投稿テンプレートや分析レポートを社内に残す契約にしておくと、将来の内製化がスムーズになります。

自社の商材・エリアに合った設計方針を固めたい場合は、比較検討と並行して一度専門会社へ相談すると論点が整理できます。

不動産SNS運用代行の費用相場

料金は「対応範囲」で大きく変わります。公開情報や比較記事で示される一般的な相場観は次のとおりです(各社の実際の料金は要問い合わせ)。

プラン帯月額の目安主な対応範囲
運用代行のみ月5〜30万円前後企画・原稿・投稿・簡易分析。撮影は自社側
動画制作込み・フル運用月30〜100万円前後企画〜撮影・編集・投稿・分析・改善まで一貫
広告運用(オプション)別途(広告費+運用手数料)Instagram・LINE・TikTok広告での誘導

このほか、アカウント設計・世界観構築で運用開始まで1〜1.5か月程度の準備期間を要するケースでは初期費用が発生し、撮影回数や投稿本数によってオプション課金が加わることもあります。

費用対効果は「反響単価」で判断する

不動産は1件あたりの粗利が大きいため、「月額費用÷獲得反響数=反響単価」でポータルサイトと比較すると投資判断がしやすくなります。安さだけで選ぶと、投稿本数は多いのに反響ゼロという結果になりがちです。

金額の絶対値ではなく、反響単価とその改善余地で判断しましょう。

そのまま使える発注条件シート

問い合わせ前にこのシートを埋めておくと、各社への相見積もりで条件が揃い、提案の比較がぶれません。コピーして社内で共有してください。

項目記入例・確認ポイント
目的新規反響/来店促進/採用ブランディングのどれか
対象商材・エリア例:都内23区の賃貸仲介、地方の投資用区分
目標KPIと期限例:6か月で月間問い合わせ+10件
対応SNSInstagram/TikTok/YouTube/LINEの優先順位
内製できる範囲撮影・原稿・投稿のうち自社で回せる工程
予算上限月額と初期費用のレンジ
誘導先の導線問い合わせフォーム/LINE/来店予約
社内の承認フロー原稿確認・投稿承認を誰が行うか

条件を明文化してから相談すると、代行会社側も精度の高い提案を出しやすくなり、「発信量は多いのに反響が伸びない」提案を最初から除外できます。

契約前に確認したいチェックリスト

候補が絞れたら、契約前に次の項目を書面で確認します。ここを詰めておくと、後々のトラブルを大きく減らせます。

  • KPIの定義:成果は「反響数・来店数」か「フォロワー数」か。何を報告指標にするか。
  • 対応範囲:撮影・編集・投稿・コメント/DM対応・分析のどこまで含むか。
  • 原稿の法令チェック体制:おとり広告・優良誤認・ステマ規制のチェックを誰が行うか。
  • アカウント・投稿データの所有権:契約終了後に自社へ引き継げるか。
  • 最低契約期間・解約条件:解約予告の期間、途中解約時の違約金の有無。
  • 担当者と体制:誰が担当し、実績はどうか(アサイン型は特に重要)。
  • レポートの頻度と内容:月次で反響への貢献をどこまで可視化するか。
  • 物件写真・肖像の権利処理:撮影素材の使用許諾・著作権の扱い。

これらを曖昧にしたまま進めると、成果が出てもアカウント資産を引き継げない、あるいは規約違反で投稿削除といった事態になりかねません。

ありがちな失敗と回避手順

フォロワーは増えたが反響につながらない

拡散狙いの投稿ばかりで、ターゲットと反響導線がずれているのが原因です。契約時にKPIを反響数で合意し、プロフィール→問い合わせ(LINE・フォーム)までの導線をセットで設計しましょう。

おとり広告・不当表示の指摘を受ける

成約済み・実在しない好条件物件の掲載、根拠のない「地域最安」などの表現が原因です。原稿を必ず表示規制を理解した担当がチェックする体制の会社を選び、社内でもダブルチェックのフローを作ります。

担当者の力量に成果が左右される

アサイン型で経験の浅い担当が付き、企画・分析が回らないケースです。契約前にアサイン担当者の実績と、複数名でのレビュー体制の有無を確認します。

世界観が崩れて既存フォロワーが離脱する

丸投げで自社らしさが失われ、投稿トーンがぶれるのが原因です。初期のアカウント設計(トンマナ・投稿テンプレート)を書面化し、月次で方針をすり合わせます。

契約終了時にアカウントを引き継げない

管理権限が代行会社側に集約されていると起こります。アカウントの所有・管理権限は必ず自社が持つ形で契約しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. SNS運用代行の費用相場はいくらですか

運用代行のみで月5〜30万円前後、撮影・編集を含むフル運用で月30〜100万円前後が一般的な目安です。初期費用や撮影回数によるオプションが加わることもあります。

実際の金額は対応範囲で変わるため、各社に見積もりを依頼してください。

Q. インスタ運用代行は信頼できますか

成果指標が曖昧・実績を一切示せない・極端に安い会社には注意が必要です。反響KPIで成果を説明でき、契約条件(所有権・解約)が明確な会社を選べば、リスクは大きく下げられます。

Q. どこまで対応してもらえますか

会社により異なります。企画・原稿・投稿までの「運用代行のみ」から、撮影・編集・分析・広告運用まで含む「一気通貫型」まで幅があります。

自社でどこまで内製できるかを先に整理し、範囲を指定して見積もりを取ると効率的です。

Q. 依頼してからどのくらいで効果が出ますか

アカウント設計や世界観構築に運用開始まで1〜1.5か月程度かかることがあり、反響として表れるまでは数か月単位で見るのが現実的です。短期の一発ではなく、投稿と改善を継続して積み上げる前提で計画しましょう。

Q. 不動産のSNSで特に注意すべき表示リスクは何ですか

主に3点です。おとり広告(成約済み・実在しない物件の掲載。宅建業法・公正競争規約で禁止)、優良誤認・有利誤認などの不当表示(景品表示法)、ステマ規制(2023年10月施行。広告であることを隠した投稿の禁止)です。

投稿前にこれらをチェックできる体制の会社を選びましょう。

Q. 契約終了後、アカウントは自社に残りますか

会社と契約内容によります。トラブルを防ぐため、アカウントの所有・管理権限が自社に残るか、投稿データを引き継げるかを契約前に必ず書面で確認してください。

まとめ

不動産のSNS運用代行選びで最も大切なのは、フォロワー数の多さではありません。反響(問い合わせ・来店)から逆算できる設計力と、宅建業法・景品表示法・公正競争規約・ステマ規制への理解を両立している会社を選ぶことです。

判断に迷ったら、次の手順を踏んでください。

  • 自社の状況(内製リソース・予算・目的)を発注条件シートで整理する
  • 内製・外注の判断フローで、外注が最適かを確認する
  • 比較表の10社から、商材・エリアの実績で候補を絞る
  • 費用は反響単価で費用対効果を判断する
  • 契約前に所有権・解約条件・法令チェック体制を確認する

この基準とシートをそのまま稟議の評価軸に使えば、社内の意思決定も速くなります。自社の商材とエリアに合ったSNS集客の設計方針を具体的に相談したい場合は、比較検討と並行して一度専門会社に相談することをおすすめします。

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