
ショート動画運用代行とは、企画・撮影・編集・投稿・分析までを継続的に外注し、量産と改善を回し続ける仕組みです。「1本いくら」で完結する制作代行や、編集だけを切り出す編集外注とは目的が異なります。
TikTok・Instagramリール・YouTubeショートで成果を出す鍵は、単発の“良い動画”ではなく、検証を回し続ける運用体制にあるためです。
本記事では、まず制作代行と運用代行の違いと依頼範囲を整理し、費用相場・料金体系・対応媒体の違いを解説します。
そのうえで、運営元であるRe.Questを含む運用代行・制作会社12社を比較表で並べ、投稿用(自社アカウント育成)と広告用(配信最適化)の観点から、選び方・導入手順・失敗回避・チェックリストまで一気に確認できるようにしました。
発注前の比較検討にそのままお使いください。
なお本記事は、ショート動画・SNS運用代行を手がけるRe.Questが制作しています。自社サービスも比較対象に含めていますが、恣意的な順位付けは行わず、各社は原則として公式情報にもとづき対応範囲で並べています。
確認できない料金は「要問い合わせ」と記載しています。

「ショート動画をやりたい」という相談は、実務上まったく異なる3つのサービスに枝分かれします。ここを混同したまま発注すると、期待した成果につながりません。
| 区分 | 主な依頼範囲 | ゴール | 向いている状況 |
|---|---|---|---|
| 編集外注 | 支給素材の編集・テロップ・字幕 | 1本を仕上げる | 企画も撮影も社内にあり、編集リソースだけ不足 |
| 制作代行 | 企画〜撮影〜編集(1本単位) | 完成動画の納品 | 単発・スポットで質の高い動画が必要 |
| 運用代行 | 企画・撮影・編集・投稿・分析を継続 | アカウント/広告の成果改善 | 継続的に量産・検証を回し成果を出したい |
運用代行の本質は「1本の完成度」ではなく「量産と検証を止めずに回し続けること」にあります。ショート動画はアルゴリズムの当たり外れが大きく、少数精鋭の完璧な数本より、仮説→投稿→分析→改善のサイクル回数が成果を左右するためです。
会社によって「どこまで含むか」は大きく異なります。特に撮影と投稿代行、分析レポートの3点は“含む/別料金/非対応”が分かれやすいため、見積もりの際に必ず確認してください。

費用は発注者にとって最大の関心事です。ここでは金額そのものより、料金体系の“型”を理解して総額を見積もれるようになることを優先します。
| 型 | 課金の考え方 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 本数課金型 | 1本あたり単価 × 本数 | 少量から試せる/総額が読みやすい | 企画・分析が別料金だと運用として機能しないことがある |
| 月額固定型 | 月◯本+運用込みの定額 | 運用が回り総額が安定 | 最低契約期間・本数の下限を要確認 |
| 成果/広告連動型 | 運用費+広告費(別)や成果報酬 | 配信最適化に強い | 広告費が別途発生。総支出が読みにくい |
投稿用(自社アカウント育成)は月額固定型、広告用は成果/広告連動型が中心になりやすい傾向があります。
上記以外の各社料金は公表が限定的なため、本記事では原則「要問い合わせ」として扱います。実額は本数・撮影有無・媒体数・レポート範囲で大きく変動するため、必ず自社条件で見積もりを取得してください。
ショート動画は媒体ごとにアルゴリズムと視聴者層が異なり、得意分野も会社によって差が出ます。目的に合う媒体に強い会社を選ぶことが重要です。
| 媒体 | 主なユーザー傾向 | 向いている目的 | 運用上の要点 |
|---|---|---|---|
| TikTok | 若年層中心・拡散力が高い | 認知拡大・話題化 | トレンド反映と投稿頻度が成果を左右 |
| Instagramリール | 女性・ビジュアル重視層 | ブランディング・来店/ECへの送客 | フィード/ストーリーズとの連携設計 |
| YouTubeショート | 全年齢・検索資産化しやすい | 長尺本編への導線・情報系の蓄積 | 本編チャンネルとの循環設計 |
| X / LINE / Facebook | 情報拡散・既存顧客接点 | 広告配信・横展開 | 媒体特性に合わせたクリエイティブ最適化 |
1媒体で完結するか、複数媒体へ横展開するかで必要な体制と費用が変わります。複数媒体を狙うなら、各媒体向けに再編集・最適化まで対応できるかを確認してください。
以下は、運用代行・縦型ショート動画制作に対応する12社の比較です。対応範囲・対応媒体は各社の公開情報にもとづく概要であり、詳細・最新条件・料金は各社公式および見積もりでご確認ください。
料金が公表されていない場合は「要問い合わせ」と記載しています。
| 会社 | 主な対応範囲 | 対応媒体(主) | 費用の目安 | 特徴(概要) |
|---|---|---|---|---|
| Re.Quest(運営元) | 企画・撮影・編集・投稿・分析/内製化支援 | TikTok/Instagram/YouTube ほか | 要問い合わせ | SNS運用代行と内製化支援の両面に対応。本記事の運営元 |
| 株式会社JPC(バズARMY/AdMarket) | 制作+投稿代行・広告運用 | TikTok/YouTube/Instagram | 要問い合わせ | 縦型撮影・編集に特化。投稿用と広告用の双方に対応 |
| アンドシェア | 企画〜撮影〜編集〜分析(毎月量産) | 各SNS | 月額10万円〜(公式・定額制) | 毎月の動画量産に強い定額制の運用代行 |
| 株式会社Lumii | ショート動画制作/マーケ支援 | 各SNS | 要問い合わせ | 制作実績を軸にした支援 |
| 株式会社美手紙 | 企画・キャスティング・制作 | 各SNS | 1本2万円台〜(公式・変動) | 企画から制作まで一括、単価の起点が明確 |
| 株式会社フェリエスト(ヒビミル) | 縦型ショート制作 | 各SNS | 要問い合わせ | 縦型ショートに特化した制作 |
| 株式会社DoFull(エッセンシャルショート) | ショート制作/広告寄り | 各SNS | 要問い合わせ | ショート制作サービスを提供 |
| 株式会社フラッグ(TATEPA) | 縦型ショート制作 | 各SNS | 要問い合わせ | 縦型ショートのサービスブランドを展開 |
| 株式会社メディアエクシード | 制作+SNS/広告運用 | 各SNS | 要問い合わせ | マーケ目線での企画提案を掲げる |
| Crevo株式会社 | 動画制作/マーケ支援 | 各SNS | 要問い合わせ | 動画制作の実績が広い |
| サムライト株式会社 | コンテンツ/SNS運用支援 | 各SNS | 要問い合わせ | コンテンツマーケの文脈で支援 |
| 株式会社アビリブ | 制作/Web・SNS支援 | 各SNS | 要問い合わせ | 制作とWeb施策を組み合わせて支援 |
※順位は優劣ではなく、運営元→料金公表のある会社→制作/運用会社の順で並べた便宜的な並びです。自社の目的(投稿用か広告用か)と対応範囲を軸に、複数社へ相見積もりを取ることを推奨します。
比較表で候補を絞ったら、次の軸で最終判断を行ってください。「編集が上手いか」よりも「運用として成果を出す設計があるか」を優先するのがポイントです。
「そもそも社内で回すべきか、外注すべきか」で迷う担当者も少なくありません。次の観点で切り分けると判断しやすくなります。
| 観点 | 外注(運用代行)が向く | 内製が向く |
|---|---|---|
| 立ち上げスピード | 早く成果検証を始めたい | 時間をかけても社内資産にしたい |
| 社内リソース | 企画・編集人材が不足 | 撮影・編集できる人材がいる |
| ノウハウ蓄積 | まず勝ちパターンを外部知見で見つけたい | 長期的に社内へ蓄積したい |
| コスト構造 | 変動費で最適化したい | 固定費で内製化したい |
現実的な選択肢として、立ち上げは運用代行で勝ちパターンを見つけ、その型を内製へ移す“併走型”も有効です。この進め方を想定するなら、運用代行と内製化支援の両方に対応できる会社を選んでおくと移行がスムーズになります。
発注から運用開始までは、次の流れで進むのが一般的です。事前に社内で決めておくと、見積もり精度と立ち上がりが速くなります。
最初の1〜2か月は“当てにいく”より“検証する”期間と割り切り、勝ちパターンを見つける前提でスケジュールを組むと、初速の伸びで評価を誤りにくくなります。
企画・投稿・分析が社内に残り、更新が止まる。→ 運用範囲を含む契約か、内製化支援まで見据えて選ぶ。
拡散しても問い合わせや来店に結びつかない。→ 保存・プロフィール遷移・CVを最初にKPIへ組み込む。
月額のほかに撮影費・広告費・レポート費が加算される。→ 見積もりを項目別に分解して確認する。
狙う層がいない媒体に注力して伸び悩む。→ ペルソナと媒体の相性を先に決め、実績のある会社を選ぶ。
制作物を広告転用できない、素材の権利が自社に残らない。→ 契約書で権利帰属と利用範囲を明記する。
1〜2か月で撤退してしまう。→ 検証期間を織り込んだKPIと評価タイミングを合意しておく。
Q. ショート動画のSNS運用代行の相場はどれくらいですか? A. 依頼範囲で大きく変わります。
編集のみは1本数千〜数万円台、企画込みの制作代行は1本数万円台〜、企画〜投稿〜分析まで含む運用代行は月額十数万円〜が一つの目安です。
公表例ではアンドシェアが月額10万円〜、制作単価では美手紙が1本2万円台〜としています(いずれも公式情報/条件により変動)。実額は本数・撮影有無・媒体数・レポート範囲で変わるため、自社条件で見積もりを取得してください。
Q. 運用代行と単発の制作代行は何が違いますか? A. 制作代行は「1本の完成動画を納品」するのがゴール、運用代行は「企画・投稿・分析を継続して成果を改善」するのがゴールです。
継続的に発信して成果を出したい場合は運用代行が適しています。
Q. どこまで任せられますか(依頼範囲)? A. 会社により、企画・撮影・編集・投稿代行・コメント対応・分析レポートまで対応します。
ただし撮影・投稿代行・レポートは「含む/別料金/非対応」が分かれやすいため、見積もりの際に必ず確認してください。
Q. YouTubeショートの運用も依頼できますか? A. 多くの会社がTikTok・Instagramリール・YouTubeショートに対応します。
YouTubeショートは本編チャンネルとの循環設計が成果に効くため、本編運用まで見据えられる会社だと効果的です。
Q. 何本くらいから、どのくらいの期間で成果が出ますか? A. 媒体・目的により異なりますが、最初の1〜2か月は検証期間と考え、勝ちパターンを見つけてから伸ばす前提が現実的です。
少数の完璧な動画より、量産と改善の回数が成果を左右します。
Q. 社内に撮影者や出演者がいなくても依頼できますか? A. 出張撮影やキャスティングに対応する会社を選べば可能です。
逆に社内で撮影できる場合は、企画・編集・投稿・分析に絞って費用を抑える設計もできます。
ショート動画運用代行で成果につなげる最大のポイントは、「編集を頼む」のではなく「企画〜投稿〜分析まで回る運用体制を頼む」という前提で会社を選ぶことです。
そのうえで、料金は本数課金・月額固定・成果/広告連動という型で総額を見積もり、投稿用(自社アカウント育成)か広告用(配信最適化)かで対応媒体と体制を見極めます。
本記事の12社比較と7つの判断軸、内製/外注の切り分け、導入手順・失敗回避・チェックリストを使えば、自社の目的に合う発注先を効率的に絞り込めます。
最後は必ず2〜3社で相見積もりを取り、対応範囲・KPIの定義・レポート内容・権利の扱いを項目別に比較してください。企画から運用、さらに内製化支援まで含めて相談したい場合は、Re.Questでも対応しています。
自社の目的とKPIを整理したうえで、まずは要件を持ち込んでご相談ください。
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