
先に結論
実務ではフィードを1080×1350px(4:5)、リールとストーリーズを1080×1920px(9:16)で作ると管理しやすくなります。リールは公式上1.91:1〜9:16、最低720px・30fps以上に対応しますが、全画面表示は9:16が基本です。
| フィード縦長 | 1080×1350px(4:5) |
|---|---|
| リール | 1080×1920px(9:16)で制作 |
| ストーリーズ | 1080×1920px(9:16) |
| 見切れ対策 | 重要な文字・人物・CTAを中央へ寄せる |
一次情報:Instagram公式「リールのサイズとアスペクト比」
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Instagramの推奨投稿サイズは、フィードが1,080×1,350px(4:5)、リール・ストーリーズが1,080×1,920px(9:16)、プロフィール画像が320×320pxです。
まずこの3つを押さえれば、大半の見切れと画質劣化は防げます。
ただし近年、Instagramはフィードの推奨比率を正方形(1:1)から縦長(4:5)へ事実上シフトさせ、さらにプロフィールグリッドの表示比率を3:4へ変更しました。
この「投稿は4:5・グリッド表示は3:4」という二層構造を理解していないと、「4:5で作ったのに一覧では被写体が切れる」という失敗が起きます。
本記事では、企業のSNS担当者や制作実務者が入稿前に迷わないよう、媒体別の推奨サイズと比率、見切れ・画質劣化を防ぐ判断基準、実務手順、発注条件シート、内製と外注の判断軸、失敗回避のチェックリストまでを一気通貫でまとめます。

まずは全体像です。用途別に「推奨サイズ(px)」「アスペクト比」「用途・注意点」を整理しました。数値はいずれも横×縦のピクセルです。
| 配置 | 推奨サイズ(px) | 比率 | 主な用途・注意点 |
|---|---|---|---|
| フィード(縦長) | 1,080×1,350 | 4:5 | 現在の標準。タイムラインで占有面積が最大 |
| フィード(正方形) | 1,080×1,080 | 1:1 | 従来の定番。グリッドの統一感は出るが表示面積は小さめ |
| フィード(横長) | 1,080×566 | 1.91:1 | 風景向き。表示が小さく非推奨寄り |
| リール | 1,080×1,920 | 9:16 | 全画面縦動画。カバー(表紙)も9:16で設計 |
| ストーリーズ | 1,080×1,920 | 9:16 | 24時間表示。上下にUIが被る |
| プロフィールグリッド表示領域 | 約1,012×1,350 | 3:4 | 投稿自体は4:5だが、一覧では3:4に切り取られる |
| プロフィール画像 | 320×320 | 1:1 | 円形に切り抜かれて表示 |
| 広告(正方形) | 1,080×1,080 | 1:1 | フィード・発見タブ向け |
| 広告(縦長) | 1,080×1,350 | 4:5 | フィード向けで占有面積が大きい |
| 広告(全画面縦長) | 1,080×1,920 | 9:16 | ストーリーズ・リール面向け |
| 広告(横長) | 1,080×566 | 1.91:1 | 横型クリエイティブ向け |
仕様は随時更新されます。広告の入稿規定など細かい上限は、出稿前に必ずMeta(Instagram公式)およびMeta広告ヘルプで最新値を確認してください。
確認できない個別規定は「要問い合わせ/要確認」として扱うことをおすすめします。
共通して長辺1,080pxを基準に作るのが、画質と互換性のバランスが最も取れる設計です。以下、配置ごとに掘り下げます。

フィード投稿は、タイムライン上で最も縦に大きく表示される4:5(1,080×1,350px)が現在の推奨です。正方形(1:1)より表示面積が広く、ユーザーの視線を長く止められるため、企業アカウントでも4:5への移行が進んでいます。
カルーセル(複数枚投稿)も、1枚目に合わせて全スライドを1,080×1,350pxで統一してください。1枚目を4:5、2枚目を1:1のように混在させると、スワイプのたびに余白やトリミングが発生し、統一感が崩れます。
ここが最大のつまずきどころです。投稿本体は4:5で表示されますが、プロフィールのグリッド一覧では3:4(表示領域は約1,012×1,350px相当)で切り取られて表示されます。
つまり、1,080×1,350px(4:5)で作った画像は、次のように二重の見え方になります。
過去に1:1(正方形)で作ってきた投稿は、この3:4グリッド上で上下または左右が切れて見えるため、「昔の投稿だけ構図が変わって見える」という現象が起きます。
比率が合わないまま投稿すると、Instagram側の自動トリミングに構図を委ねることになり、意図しない見え方になります。作り手が構図をコントロールするために、最初から正しい比率で書き出すのが鉄則です。
ここまでは仕様の話です。実際に難しいのは、毎回テンプレートを守り、チーム全員で統一し、継続する運用の仕組みづくりです。
社内の制作リソースやチェック体制が追いつかないときは、企画・制作・運用をまとめて相談するのも有効です。
ストーリーズは全画面縦型のため、1,080×1,920px(9:16)が推奨です。これより小さい比率(4:5など)で投稿すると上下に余白(背景色や自動生成グラデーション)が入り、間延びした印象になります。
ストーリーズで最も多いつまずきが、UI(インターフェース)に文字が被ることです。
したがって、重要な文字やCTAは上下それぞれ約250pxを避け、中央の縦1,080×1,420px程度のセーフゾーン内に収めます。リンクスタンプやアンケートを貼る位置も、この下部UIと干渉しないよう事前に空けておきましょう。
リール動画も全画面縦型の9:16(1,080×1,920px)が基本です。動画尺は用途によりますが、企業アカウントでは冒頭で内容が伝わる設計が重要です。
リールは再生画面で、次の要素がオーバーレイ表示されます。
テロップや重要情報を画面右端・下端に置くと、アイコンやキャプションに隠れて読めなくなります。文字は中央〜やや上寄りに配置するのが安全です。
リールのカバー画像は9:16で作りますが、プロフィールのリールグリッドでは中央付近が縦長にトリミングされて表示されます。カバーの見出し文字は中央に配置し、9:16全体とグリッド表示の両方で成立するレイアウトにしてください。
広告(Instagram広告)は、配信面によって最適なフォーマットが異なります。オーガニック投稿と規定が別である点に注意してください。
| フォーマット | サイズ(px) | 比率 | 主な配信面 |
|---|---|---|---|
| 正方形 | 1,080×1,080 | 1:1 | フィード・発見タブ |
| 縦長 | 1,080×1,350 | 4:5 | フィード |
| 全画面縦長 | 1,080×1,920 | 9:16 | ストーリーズ・リール |
| 横長 | 1,080×566 | 1.91:1 | フィード(横型素材向け) |
広告制作では、次の3点を意識します。
プロフィール画像は320×320px(1:1)で作成します。ただし表示は円形に切り抜かれるため、ロゴや顔などの主要要素は円の内側に収まるよう中央に配置してください。
四隅ギリギリに要素を置くと、円形トリミングで欠けてしまいます。
「きれいに作ったのに、投稿すると画質が落ちた」というトラブルは、次のいずれかが原因です。
対策は次のとおりです。
サイズ管理は仕組み化すれば内製でも十分回せます。一方で、企画設計や継続運用まで含めると社内リソースが不足するケースも多いものです。
次のマトリクスで、自社がどちらに寄せるべきかを判断してください。
| 判断軸 | 内製が向くケース | 外注が向くケース |
|---|---|---|
| 投稿頻度 | 週1〜2本で余裕がある | 週3本以上・複数媒体で手が回らない |
| デザイン人材 | 社内にデザイン担当がいる | 兼務担当のみでノウハウが属人化 |
| ブランド統一 | テンプレートを維持できる | 担当交代のたびに品質がぶれる |
| 企画・分析 | 数値検証まで自走できる | 企画・効果検証に手が回らない |
| 立ち上げ速度 | 時間をかけて育てられる | 短期で体制を整えたい |
内製と外注は二者択一ではありません。テンプレート設計と初期の型づくりだけ外部の知見を借り、日々の投稿は社内で回す「ハイブリッド運用」も現実的な選択肢です。
判断に迷うときは、現状の投稿本数・体制を伝えたうえで相談すると、自社に合った切り分けが見えてきます。
制作を外注する際、サイズや仕様を口頭で伝えるだけでは認識のズレが生まれ、手戻りが増えます。次の項目を発注書に明記しておくと、初回から意図どおりの成果物が上がりやすくなります。
| 項目 | 記載する内容の例 |
|---|---|
| 配置・用途 | フィード/リール/ストーリーズ/広告のどれか |
| 推奨サイズ・比率 | フィードは1,080×1,350px(4:5)など具体的な数値 |
| セーフゾーン | ストーリーズ上下各250px、リールは右側・下部を空ける |
| 中央寄せ指定 | グリッド3:4対策として重要要素を中央に置く |
| カルーセル枚数 | 全スライドを同一サイズで統一する旨 |
| 書き出し形式 | JPEG/PNG・sRGB・長辺1,080px基準 |
| ブランド要素 | ロゴ位置・使用フォント・カラーコード |
| 納品形式 | 元データ(PSD等)と書き出し画像の両方 |
| 確認プロセス | 実機プレビューとグリッド確認を含める |
このシートをテンプレート化して発注のたびに添付すれば、外注先が変わっても品質のブレを抑えられます。
このチェックリストをテンプレート化し、チーム全員で共有・運用できれば、投稿ごとの品質のブレは大きく減らせます。とはいえ正しいサイズで作るだけでは成果は出ません。
誰に何を届けるかの企画設計、継続的な制作体制、効果検証まで含めて回して初めて、Instagramは資産になります。自社リソースだけで回し切るのが難しいときは、企画から制作・運用まで一括で相談するのが近道です。
Q. インスタの投稿サイズはどれがよいですか? A. 用途で異なります。
フィードは1,080×1,350px(4:5)、リール・ストーリーズは1,080×1,920px(9:16)が推奨です。迷ったらフィードは4:5で作れば、表示面積が大きく視認性も高まります。
Q. インスタの投稿サイズは変わったのですか? A. はい。
近年、フィードの推奨比率が正方形(1:1)から縦長(4:5)へシフトし、さらにプロフィールグリッドの表示比率が3:4へ変更されました。投稿本体は4:5、グリッド一覧は3:4で表示される二層構造になっています。
Q. 正方形と縦長、どちらがよいですか? A. 現在は縦長(4:5)が推奨です。
タイムラインでの占有面積が大きく、視線を止めやすいためです。ただしブランドの世界観を優先して1:1で統一する運用も選択肢になります。
重要なのは、媒体内で比率を混在させないことです。
Q. 投稿の見え方を揃える方法は?
A. 全投稿を1,080×1,350px(4:5)で作る、重要要素を中央に置きグリッド3:4トリミングに備える、カルーセルは全スライド同一サイズにする——この3点で、タイムラインとグリッドの両方で統一感が保てます。
Q. 画質が落ちるのを防ぐには? A. 長辺1,080pxを基準に、正しい比率・sRGBで書き出し、Wi-Fi環境でアップロードしてください。
過度に大きい画像はかえって圧縮劣化が目立つ場合があります。
Q. 広告とオーガニック投稿でサイズは同じですか? A. 基本の推奨px(長辺1,080px)は共通ですが、広告は配信面別にフォーマット規定(1:1/4:5/9:16/1.91:1)や容量・尺の上限が別途あります。
確認できない個別規定は要問い合わせとして、最新のMeta広告ヘルプで確認してください。
Instagramの投稿サイズは、フィード1,080×1,350px(4:5)、リール・ストーリーズ1,080×1,920px(9:16)、プロフィール画像320×320pxを軸に、長辺1,080pxで作るのが基本です。
近年の変更で「投稿は4:5・グリッド表示は3:4」という二層構造になったため、重要要素を中央に配置し、上下端に余白を持たせる設計が見切れ防止の鍵になります。
さらに、ストーリーズの上下・リールの右側や下部といったセーフゾーンを守り、推奨比率どおりに書き出して自動トリミングと再圧縮を避ければ、画質も保てます。
本記事のチェックリストと発注条件シートをテンプレート化し、チームで運用すれば、投稿品質は安定します。
正しいサイズ管理は土台にすぎません。誰に何をどの順番で届けるかの企画、継続できる制作体制、効果検証までを一体で設計して初めて、Instagramはビジネスに効く運用になります。
社内リソースだけで企画・制作・運用のすべてを回し切れないと感じたら、専門チームへの相談が有効です。
なお、Re.Questは本記事の運営元(request.ne.jp)が提供するサービスです。運営者としての立場を明示したうえでお伝えすると、Instagramの企画・制作・運用体制づくりまで一括でサポートしています。
具体的な進め方や体制のご相談は、下記からお問い合わせください。
ここまでの内容を実務へ落とし込むために、次の検索意図につながる3記事もあわせてご覧ください。
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フィード・リール・ストーリーズを組み合わせ、継続できる投稿計画を作る方法がわかります。