2026.07.09

YouTubeのホーム画面・レイアウトを変更する方法|表示が変わった時の戻し方とおすすめのリセット【PC・スマホ・2026年】

YouTubeホーム画面カスタマイズのやり方|企業チャンネルの回遊を増やす設計のアイキャッチ画像

「興味のない動画ばかり出る。YouTubeのホームを自分好みに戻したい」。ただ、同じ「ホーム画面」でも、見る人のおすすめ一覧と、運営するチャンネルのトップページでは設定場所が違います。

視聴者側なら再生履歴や「興味なし」でおすすめを調整し、チャンネル側ならYouTube Studioの「カスタマイズ」→「ホーム」で紹介動画や再生リストを並べます。列数が変わった場合は、この2つの設定とは分けて確認が必要です。

2026年10月19日に確認したYouTube公式ヘルプをもとに、PC・スマホの手順と変更できる範囲を整理しました。おすすめを減らしたいのか、自社の動画を見つけてもらいやすくしたいのかを選べば、触る設定と確認方法が分かります。まずは自分の目的に合う項目から進めてください。

先に結論:症状別の直し方(早見表)

症状主な原因直し方
表示・レイアウトが急に変わった → まず確認することおすすめの内容が変わったのか、列数・サムネの大きさなど見た目が変わったのかで原因が違う内容なら再生履歴・「興味なし」を確認。見た目ならブラウザの表示倍率を確認し、それでも違えば下の「元に戻せる設定・戻せない変更」へ
ホームに動画が何も表示されない(検索バーとメニューだけ)再生履歴がオフで、それ以前の履歴も少ないYouTubeの履歴管理画面で再生履歴をオンにし、見たい動画を視聴する
興味のない動画ばかりおすすめされるトップページのおすすめは主に再生履歴をもとに表示されるその動画を再生履歴から削除する。ホームの動画の︙から「興味がない」「チャンネルをおすすめに表示しない」を選ぶ
おすすめをリセットして最初からやり直したい再生履歴・検索履歴が反映されている再生履歴(必要なら検索履歴も)を削除する。登録チャンネルや高評価もおすすめに使われるため、完全な初期化にはならない
以前「興味がない」にしたチャンネルを戻したい送信したフィードバックが残っているマイ アクティビティ→[その他のアクティビティ]→「YouTube の『興味なし』のフィードバック」で[削除]
ホームのショート動画が減った・出なくなった「ショート動画の表示を減らす」を選んでいるマイ アクティビティ→[その他のアクティビティ]→[ショート動画の表示を減らす]で[削除]
PCでホームの列数が減った・サムネが大きくなったホームのレイアウト変更、またはブラウザのズームブラウザの表示倍率を確認する(Chromeは Ctrl/⌘+「−」)。列数を指定する設定は公式ヘルプにない
スマホでサムネの大きさがばらばら、「登録チャンネル」の場所が変わったYouTubeが一部の利用者に実施しているテスト利用者側で切り替える設定は案内されていない。困る場合はプロフィール写真→[フィードバックを送信]で伝える
自分のチャンネルのホームタブの並びを変えたいYouTube Studioのレイアウト設定Studio→[カスタマイズ]→[ホーム]タブで編集して[公開](手順へ)

出典:YouTube のおすすめ動画の仕組み・おすすめと検索結果を管理する・再生履歴の管理・フィードバックの送信・TeamYouTube(テスト中の機能)・Chrome ヘルプ(ズーム)(確認日:2026年10月19日)。

コンテンツ 非表示

視聴者向け:YouTubeホーム画面の表示を変える方法(PC/スマホ)

明るいオフィスでノートPCの動画を視聴する人

YouTubeを開いたときのおすすめを変える操作と、自分のチャンネルのホームを編集する操作は別です。視聴者側では履歴やフィードバックを調整します。前提として、設定したいGoogleアカウントにログインし、PCのブラウザまたはスマホのYouTubeアプリを用意してください。

変えたいこと使う設定確認すること
過去に見た動画の影響を減らす再生履歴の削除対象動画が履歴から消えたか
今後の視聴を履歴に残さない再生履歴をオフにする再生履歴の保存設定
特定のおすすめを減らす「興味なし」などのフィードバック選んだ内容と画面の表示
チャンネルの動画を並べ替えるYouTube Studioのカスタマイズチャンネルのホームタブ

出典:YouTube公式:おすすめと検索結果を管理する/チャンネルのレイアウトをカスタマイズする(確認日:2026年10月19日)。所要時間は削除範囲や動画選びで変わります。おすすめの変化を確認するまでの時間は公式に一律の案内がないため、即時の変化は約束できません。

おすすめのリセット(再生履歴の削除・一時停止)

木の机でスマホの設定を確認する手元

おすすめを見直すなら、まず影響を減らしたい再生履歴を削除します。履歴の削除は過去の記録を消す操作、一時停止・オフは今後の記録を止める操作です。履歴以外もおすすめに使われるため、削除だけですべてのおすすめが完全に初期化されるわけではありません。

  1. PCではYouTubeの再生履歴、またはGoogleのYouTube履歴管理画面を開き、対象アカウントを確認します。
  2. 不要な動画だけを消す場合は、その動画の削除ボタンを選びます。まとめて消す場合は「削除」から対象期間を選び、確認画面を読んで実行します。
  3. 今後の記録も止める場合は履歴管理画面の「管理」タブで「オフにする」を選びます。おすすめを育て直したい場合は、履歴をオンにした状態で関心のある動画を視聴します。

スマホではYouTubeアプリのプロフィール写真→「設定」→「すべての履歴を管理」から削除できます。記録を止める場合は「管理」タブで「YouTubeの再生履歴を含める」の選択を解除します。手順はAndroid版の公式ヘルプ/iPhone・iPad版の公式ヘルプで確認できます。

注意:履歴管理画面の「削除」で期間を指定すると、その期間の検索履歴も削除されます。削除前に対象アカウントと範囲を確認してください。手順の根拠:再生履歴の表示、削除、オン/オフの切り替え。

「興味なし」と「チャンネルをおすすめに表示しない」

履歴を全部消す前に、見たくないおすすめへフィードバックする方法もあります。動画単位で好みに合わないと伝えるなら「興味なし」(公式ヘルプの表記は「興味がない」)、チャンネル単位でおすすめを調整するなら「チャンネルをおすすめに表示しない」を使います。

  1. PC・スマホのホームで、対象動画のタイトル付近にあるその他メニュー「︙」を開きます。
  2. 目的に応じて「興味なし」または「チャンネルをおすすめに表示しない」を選びます。理由の入力が表示された場合は、該当する理由を選びます。
  3. 画面に表示された選択内容を確認します。メニュー項目が出ない場合はログイン状態や対象コンテンツを確認し、公式ヘルプ:おすすめと検索結果を管理すると照合します。

選択はおすすめを調整する情報として使われます。検索なども含めて、そのチャンネルをあらゆる場所で完全に非表示にする設定とは区別してください。

列数やレイアウトが変わったときの戻し方

「動画が大きくなった」「前の列数に戻したい」という場合も、履歴の削除と表示レイアウトの変更を分けて考えましょう。今回確認したYouTube公式ヘルプでは、視聴者のホームの列数を指定したり、以前のレイアウトへ必ず戻したりする設定手順は確認できませんでした。

ただし、原因がはっきりしているケースもあります。PCで急に動画が大きくなった場合は、まずブラウザのズームが100%になっているか確認してください。YouTubeはPCのホームで大きなサムネを少なく並べるレイアウトを採用しており、1行に並ぶ数は画面の幅や表示倍率で変わります。スマホでは2026年4月29日から、ホームの動画とサムネのサイズを自動で変えるテストが、Android・iOSの一部の利用者に実施されています(TeamYouTubeの告知)。2026年5月7日には、「登録チャンネル」を下のメニューから画面上部へ移すテストも告知されています。端末別の確認方法はYouTubeサムネのサイズと、でかい・小さい表示の直し方でまとめています。

YouTube Studioで並べ替えられるのは、自分が運営するチャンネルのホームです。視聴者側のホームの列数を戻すためにStudioを操作する必要はありません。履歴を消して列数を戻せるとも案内できません。

  1. 変わった場所が、YouTube全体のホームか、自分のチャンネルのホームかを確認します。
  2. YouTube全体のホームで困る表示が続く場合は、プロフィール写真→「フィードバックを送信」から、端末・変化した箇所・必要に応じたスクリーンショットを添えて伝えます。

操作の根拠:YouTube公式:フィードバックの送信。送信は表示を元に戻すことや、個別の返信を保証するものではありません。

履歴オフでホームに何も表示されないときの対処

窓辺でスマホの動画を探す人

再生履歴がオフで、以前の履歴も少ない場合、ホームにおすすめ動画が表示されず、検索バーなどが中心になることがあります。これはYouTube公式:おすすめ動画の仕組みで説明されている挙動です。

  1. おすすめを表示させたい場合は、YouTube履歴管理画面で対象アカウントの保存設定を確認し、再生履歴の記録をオンにします。
  2. 関心のある動画を検索して視聴し、履歴に記録されることを確認します。おすすめの表示時期や内容には違いがあるため、すぐに以前と同じ状態へ戻るとは限りません。
  3. 履歴を残したくない場合は、オフのまま検索や登録チャンネルから動画を探す選択もできます。

履歴設定の確認先:YouTube公式:再生履歴の管理。履歴が少ないことを原因と決めつけず、ログインしているアカウントも確認してください。

チャンネル運営者の方へ:自分のチャンネルに紹介動画や再生リストを並べる設定は、YouTube Studioで行います。運営者向け:YouTube Studioでホーム画面をカスタマイズする手順へ進む。企業チャンネルの設計やスマホでの確認方法も後半で解説します。

運営者向け:チャンネルのホームは「Studio → カスタマイズ → ホーム」で設定する

結論:PCではYouTube Studioの左メニューから「カスタマイズ」→「ホーム」を開き、紹介動画・注目動画・最大12個のセクションを設定します。YouTube Studioアプリでもホームタブのオンオフや一部設定が可能です。

初見の視聴者チャンネル紹介動画で、誰向けの何のチャンネルかを伝える
登録者注目動画に次に見てほしい代表動画を設定する
レイアウトおすすめ、長尺、ショート、再生リストを目的順に並べる
確認スマホとPCの両方で、最初の2セクションが意図どおりか確認する

一次情報:YouTube公式「チャンネルのレイアウトをカスタマイズする」

次に読む:ショートから長尺へ誘導する方法/YouTube運用レポートの作り方

チャンネル運営者が後半で確認できること

  • チャンネル運営者がホーム画面をカスタマイズする手順(PC・スマホ)
  • 「設定できる」と「成果が出る」を分ける、セクション配置の判断基準
  • 初訪問者を回遊させる紹介動画・注目セクションの作り方
  • 企業チャンネルでやりがちなホーム画面の失敗パターン
  • 自社運用と外注、どちらで進めるべきかの判断軸
  • ホーム画面カスタマイズに関するよくある質問(FAQ)

元に戻せる設定・戻せない変更

YouTubeのホーム画面が変わった・表示が変わったと感じた時に、利用者側で元に戻せるものと戻せないものを、YouTube公式ヘルプで確かめられる範囲で分けました(2026年11月2日確認)。

変わったこと元に戻せるか方法
ホームに何も表示されない戻せる再生履歴をオンにして動画を視聴する(再生履歴の管理)
おすすめの内容が変わった調整できる再生履歴から動画を削除、「興味がない」「チャンネルをおすすめに表示しない」を使う(おすすめの仕組み)
「興味がない」にしたチャンネル・ショートの表示を戻したい戻せるマイ アクティビティの[その他のアクティビティ]からフィードバックを削除する
PCで列数・サムネの大きさが変わった表示倍率なら戻せるブラウザの表示倍率を確認する。列数を指定するYouTubeの設定は公式ヘルプにない
ホーム画面のレイアウト変更(デザイン変更・テスト)戻す設定はない利用者が以前のレイアウトに切り替える設定は公式ヘルプで案内されていない。困る場合はアプリの[フィードバックを送信]で伝える
自分のチャンネルのホームタブの並び戻せる(運営者)YouTube Studio→[カスタマイズ]→[ホーム]で編集して公開(チャンネルのレイアウトをカスタマイズする)

おすすめをリセットしたい場合も、再生履歴・検索履歴の削除で反映をやり直せますが、登録チャンネルや高評価もおすすめに使われるため、完全な初期化にはなりません。

YouTubeのホーム画面に自分の動画を出す(おすすめに載る)には

ここからは、動画を投稿する側の話です。YouTubeのトップページ(ホーム)は、ログインした視聴者ごとにパーソナライズされています。投稿者が特定の視聴者のホームに動画を指定して載せる設定や申請は、公式ヘルプには案内されていません。

公式ヘルプによると、トップページのおすすめには主に再生履歴が使われ、ほかに検索履歴、登録チャンネル、高評価・低評価、「興味がない」などのフィードバック、満足度アンケートもシグナルとして考慮されます。チャンネルの評判や品質も、どの視聴者にいつ表示するかの判断材料です。つまり「見た人が満足し、次も見たくなる動画」を積み重ねることが、ホームに載る近道になります。

やること公式情報で言えること詳しい記事
タイトル・サムネと中身を一致させるYouTubeは視聴者に関連性があり、平均視聴時間から関心がうかがえる動画をおすすめする。クリックベイトは平均視聴時間が短くなりやすいサムネのサイズ・表示の直し方
小さい表示でも伝わるサムネにするホームの枠の大きさは端末やレイアウトで変わる。推奨は3840×2160・16:9YouTubeサムネのサイズ早見表
ショートから長尺へ回遊させるショート フィードも視聴者ごとにパーソナライズされているショートから長尺へ誘導する方法
チャンネル登録につなげ、ホームタブを整える登録チャンネルはおすすめのシグナルの1つ。チャンネルのホームタブは最大12個のセクションで構成できるStudioでのカスタマイズ手順
「ブラウジング機能」の数値を見るYouTube Studioのリーチレポートで、ホーム画面・登録チャンネル・後で見るなどからの流入が「ブラウジング機能」として確認できるYouTube運用レポートの作り方

出典:YouTube のおすすめ動画の仕組み・How YouTube Works:おすすめ・インプレッションとクリック率に関するよくある質問・YouTube 動画のリーチについて理解する・チャンネルのレイアウトをカスタマイズする(確認日:2026年10月19日)。

企業チャンネルをこれから立ち上げる、または全体を見直す場合は、企業向けYouTubeの始め方ガイドで目的・体制・企画の順番から確認できます。

ホームに載る動画づくりを外注するならYouTube運用代行のおすすめ企業と選び方、社内で企画・制作できるようにするなら企業向けYouTube研修の選び方も参考にしてください。

そもそも企業のYouTubeホーム画面はなぜ重要なのか

ホーム画面は「会社のトップページ」と同じ役割

視聴者があなたの企業チャンネルにたどり着く経路は、検索・関連動画・広告・SNSなどさまざまです。1本の動画を見た後、興味を持った視聴者が次に開くのが「チャンネルのホーム画面」です。

ここで「何をしている会社で、他にどんな価値ある動画があるのか」が一目で伝わらないと、視聴者はそのまま離脱します。ホーム画面は、いわば企業サイトのトップページと同じ役割を担っているのです。

動画単体の質がどれだけ高くても、ホーム画面が散らかっていれば、せっかくの新規訪問者を回遊させられません。

個人チャンネルと企業チャンネルで設計思想が違う

個人の発信者と企業では、ホーム画面に求められる役割が異なります。

観点個人チャンネル企業チャンネル
主な目的最新動画の視聴促進・ファン化信頼獲得・サービス理解・問い合わせ導線
紹介動画の役割自己紹介・世界観の提示事業内容と提供価値の明示
セクション設計人気動画中心でシンプルにサービス別・課題別に整理
意識すべき視聴者継続視聴者(登録者)初訪問の見込み客・取引先候補

個人チャンネルは「最新動画とバズった動画を目立たせる」程度で機能します。しかし企業チャンネルは、初訪問者が「この会社は自社の課題を解決してくれそうか」を判断する場所です。

だからこそ、後述するセクションの並べ方や紹介動画の選び方に、明確な意図が必要になります。

運営者向け:YouTube Studioでホーム画面をカスタマイズする手順(PC版)

まずは基本の操作手順を押さえます。ここではPC(YouTube Studio)での手順を解説します。

なお、機能名やボタンの位置は仕様変更されることがあるため、実際の画面と照らし合わせながら進めてください。

ステップ1:YouTube Studioの「カスタマイズ」を開く

  1. 企業のGoogleアカウントでYouTubeにログインします
  2. YouTube Studioを開き、操作するチャンネルを確認します
  3. 左側メニューから「カスタマイズ」を選択します
  4. 「ホーム」タブを開き、ホームタブの表示をオンにします

「ホーム」タブの中にある「レイアウト」欄で、チャンネルの紹介動画やセクションを設定します。公式ヘルプ:チャンネルのレイアウトをカスタマイズするで現在の操作を確認できます。

ステップ2:注目セクション(紹介動画)を設定する

「ホーム」タブの「レイアウト」欄で「セクションを追加」を選びます。未登録者向けは「チャンネル紹介動画」、登録者向けは「スポットライト」を選んで動画を指定し、「公開」を押します。公式ヘルプの紹介動画・注目動画の手順も参照してください。

  • チャンネル登録していないユーザー向けの動画(紹介動画):まだ登録していない初訪問者に最初に見せる動画
  • リピーター向けの動画:すでに登録しているユーザーに見せる最新動画など

企業チャンネルで特に重要なのが、前者の紹介動画です。ここでは、誰向けのどんな動画があるかを簡潔に伝える紹介動画を選ぶのが編集上の提案です。

会社紹介や挨拶動画を使う場合も、初訪問者が知りたい内容を簡潔に伝えられるか確認しましょう。

ステップ3:セクションを追加・並べ替える

「ホーム」タブの「レイアウト」欄で、ホーム画面に表示するセクションを追加できます。

  1. 「セクションを追加」をクリックします
  2. 表示したい種類を選びます(例:おすすめ、動画、ショート動画、ライブ配信、1つの再生リスト、複数の再生リスト)
  3. 移動するセクションの垂直バーを長押しし、ドラッグ&ドロップで並べ替え、「公開」を押します

セクションは複数追加できますが、企業チャンネルでは「上から3〜5セクションを目安に、初訪問者が知りたい順に情報を並べる」設計から試すことを提案します。これは公式の必須条件や成果保証ではありません。何をどの順で並べるかは、次章の判断基準で詳しく解説します。

ステップ4:公開して実際の見え方を確認する

設定が終わったら「公開」を押して反映します。反映後は、必ず以下を確認してください。

  • ログアウト状態(またはシークレットウィンドウ)で自社チャンネルを開き、初訪問者にどう見えるかを確認する
  • PCとスマホの両方で表示を確認する(スマホでの見え方は後述)

「自分のログイン状態」で見た画面と、「初訪問者が見る画面」は違います。この確認を飛ばすと、想定と違う並びのまま放置されがちです。

運営者向け:スマホでチャンネルのホーム画面をカスタマイズする方法

スマホの視聴者向け設定は前半、運営者向けのチャンネル設定はこの節で扱います。使うアプリと変更する画面を区別して進めてください。

モバイルアプリでできること・できないこと

YouTube Studioアプリでは、プロフィール写真→「編集」→「ホーム」タブから、ホームタブのオン/オフを切り替えられます。「おすすめ」のオン/オフや「その他の設定」で表示するコンテンツの種類なども調整できます。公式ヘルプ:Studioアプリのホーム設定を確認してください。

ただし、紹介動画や複数セクションの設定は、公式ヘルプに沿ってPCのYouTube Studioで進めることを提案します。

企業チャンネルとして本格的にホーム画面を設計するなら、基本はPCで作業し、スマホは「実際の視聴者の見え方を確認する端末」として使うことをおすすめします。視聴端末による見え方の違いを確認するため、PCとスマホの両方でチェックします。

スマホでの確認で見るべきポイント

  • 紹介動画のサムネイルが小さくても内容が伝わるか
  • セクション名(再生リスト名)が途中で切れて意味が通じなくならないか
  • チャンネルアートやアイコンがスマホ画面でつぶれていないか

PCの大画面では気づかない「文字の切れ」や「サムネイルの視認性」は、スマホでこそ発見できます。

企業チャンネルのホーム画面設計:成果を分ける判断基準

ここからが、単なる操作説明を超えた本題です。「設定はできた」けれど「回遊も登録も増えない」企業チャンネルには、共通する設計上の欠落があります。

判断基準1:紹介動画は「実績」ではなく「視聴者の課題」から始める

多くの企業が紹介動画で「弊社は創業○年、○○を提供しています」と会社目線で始めてしまいます。しかし初訪問者が知りたいのは会社の歴史ではなく、「この会社は、自分の悩みをどう解決してくれるのか」です。

紹介動画の冒頭は、視聴者が抱える具体的な課題や疑問から入り、それに対する自社の答えを提示する構成にします。会社の実績や信頼性は、その後に補足として見せる方が伝わります。

判断基準2:セクションは「課題別・目的別」に分ける

ホーム画面のセクションを「最新動画」「人気動画」だけでは、視聴者が自分の課題に合う動画を探しにくい場合があります。

企業チャンネルでおすすめのセクション構成例は次の通りです。

  • 1段目:紹介動画(事業の全体像)
  • 2段目:課題A を解決するテーマの再生リスト(例:「初めての方向け」)
  • 3段目:課題B を解決するテーマの再生リスト(例:「導入事例・お客様の声」)
  • 4段目:サービス・商品の詳細解説の再生リスト
  • 5段目:人気の動画

このように「視聴者の検討フェーズ順」にセクションを並べることで、初訪問者が自分に合った動画を自然に辿れるようになります。

セクションの土台となる再生リストの作り方は「YouTube 再生リスト 作り方」の記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。

判断基準3:セクション数は「多ければいい」わけではない

セクションは10個以上追加することも技術的には可能です。しかし、スクロールが長くなりすぎると、視聴者はどこを見ればいいか分からなくなります。

初訪問者が最初のスクロールで到達できる上位3〜5セクションに、最も見せたい動画を集約するのが基本です。それ以下のセクションは、深く興味を持った視聴者のためのおまけと考えましょう。

判断基準4:ホーム画面単体でなく「チャンネル全体の設計」とつなげる

ホーム画面のカスタマイズは、あくまでチャンネル設計全体の一部です。

どんなコンテンツをどのテーマで作るか(コンテンツマップ)、チャンネルのコンセプトをどう定めるかが決まっていないと、ホーム画面をいくら整えても軸のない見た目になります。

チャンネル全体の設計思想については「YouTube チャンネル設計」、コンテンツの全体像を整理する方法は「YouTube コンテンツマップ 作り方」の記事が土台になります。ホーム画面は「設計されたコンテンツを、正しい順で見せる出口」に過ぎないという位置づけを忘れないでください。

チャンネル設計に迷う場合の相談先

企業チャンネルの導線設計は、ここまで読んで「自社だけで最後まで詰め切るのは難しそうだ」と感じた方も多いはずです。

ホーム画面の操作と設計にかかる時間は、動画や再生リストの準備状況で変わりますが、「どの動画を紹介動画にするか」「セクションをどう課題別に組むか」は、事業理解とYouTube運用の両方の知見が必要になります。

企業チャンネルのホーム画面でやりがちな失敗

企業チャンネルを見直す際のチェック項目をまとめます。ここに挙げるのは編集上の注意点であり、Re.Questの支援事例や頻度の実測ではありません。自社チャンネルに当てはまっていないかチェックしてください。

失敗1:紹介動画が「社長挨拶」や「会社案内」になっている

社内向けや取引先向けに作った真面目な会社案内動画を、そのまま紹介動画に設定してしまうケースです。初訪問者にとっては情報量が多く退屈で、離脱の原因になります。

紹介動画は「初めてこのチャンネルに来た人」に最適化した専用の短い動画を用意するのが理想です。

失敗2:セクションが「最新動画」だけで放置されている

チャンネル作成時のデフォルト状態から一度も触っていないパターンです。これでは動画が投稿順に並ぶだけで、視聴者は自分に必要な情報にたどり着けません。

デフォルトのまま放置されたホーム画面は、目的に合う動画へ進めるかを見直す余地があります。

失敗3:再生リストが未整備でセクションに使えない

課題別のセクションを作りたくても、そもそも動画が再生リストで整理されていないため、意味のあるセクションを組めないケースです。ホーム画面設計の前提として、再生リストの整備が欠かせません。

失敗4:スマホでの見え方を確認していない

PCで美しく整えても、スマホでサムネイルの文字が読めなかったり、セクション名が途中で切れていたりするケースです。PCとスマホの両方で表示を確認しましょう。

失敗5:一度作って更新しない

事業の重点が変わったり、新しいサービスが増えたりしても、ホーム画面が数年前のままというケースです。ホーム画面は「作って終わり」ではなく、事業やコンテンツの変化に合わせて定期的に見直すものです。

四半期に一度は、紹介動画とセクション構成を見直す運用ルールを決めておくと安心です。

ホーム画面カスタマイズ後にやるべきこと

ホーム画面を整えたら、それを起点にチャンネル全体の導線を強化していきます。

終了画面・カードとの連携

各動画の終了画面やカード機能を使って、次に見てほしい動画やチャンネル登録を促します。ホーム画面で「入口」を整え、動画内で「次の一手」を提示することで、回遊が連鎖します。

概要欄・チャンネル情報の整備

ホーム画面と並んで、視聴者が確認するのがチャンネルの概要欄です。事業内容・問い合わせ先・関連リンクをわかりやすく整えておくことで、興味を持った視聴者を自社サイトや問い合わせにつなげられます。

効果測定と改善

ホーム画面の変更内容と変更日を記録し、動画の視聴状況や登録者の変化と照合します。ホームの変更だけによる効果とは断定せず、投稿内容や他の施策も合わせて確認してください。

数値を見ながら「紹介動画を差し替える」「セクションの順番を変える」といった改善を繰り返すことが、成果につながる運用です。

自社運用か外注か:企業チャンネルの判断軸

ホーム画面のカスタマイズ自体は、この記事の手順に沿えば自社でも実行できます。問題は「その先の設計と継続運用」を誰が担うかです。

自社運用が向いているケース

  • YouTube運用の担当者を専任で置ける
  • チャンネルのコンセプトとコンテンツ方針がすでに固まっている
  • 社内に動画編集・分析のスキルを持つ人材がいる

これらが揃っているなら、外部の支援を受けながらノウハウを内製化していく方向が理想的です。

外注・支援を検討すべきケース

  • 何から手をつければいいか整理できていない
  • ホーム画面は整えたが、回遊や登録が増えず原因が分からない
  • 動画は作っているが、チャンネル全体の設計がちぐはぐになっている
  • 担当者が他業務と兼任で、継続的な改善に手が回らない

「設定はできるが、成果につながる設計判断が難しい」という段階こそ、外部の知見を借りる価値がある段階です。

ホーム画面のカスタマイズは入口に過ぎず、チャンネル設計・コンテンツ設計・効果測定までを一貫して回せて初めて、企業チャンネルは資産になります。

自社で試行錯誤を続けて設計の判断で迷う場合は、一度プロの視点で現状のチャンネルを診断してもらうと、改善の優先順位が明確になります。

よくある質問(FAQ)

YouTubeのホーム画面に何も表示されないのはなぜですか?

再生履歴がオフで、それ以前の履歴もあまりない場合、トップページには検索バーと左側のメニューだけが表示されます。おすすめを表示したい場合は、再生履歴をオンにして動画を視聴してください(公式ヘルプ)。

ホーム画面のレイアウトを以前の形に戻せますか?

視聴者のホームの列数を指定したり、以前のレイアウトに戻したりする設定は、公式ヘルプでは案内されていません。PCではブラウザのズームを確認し、レイアウトのテストで困る場合は[フィードバックを送信]で伝えてください。

YouTubeに企業名を出してもいいですか?

企業として公式にYouTubeを運用する場合、企業名を出すのはむしろ推奨されます。ブランドの認知と信頼につながるためです。

チャンネル名やアイコン、チャンネルアートに企業名やロゴを正しく設定し、視聴者が「どの会社の公式チャンネルか」を明確に判別できるようにしましょう。ただし、著作権や商標に関わる素材の扱いには注意が必要です。

YouTubeのホーム画面をカスタマイズするには?

PCの場合、YouTube Studioにログインし、左メニューの「カスタマイズ」→「ホーム」タブから、紹介動画の設定やセクションの追加・並べ替えを行います。

スマホアプリからも一部のカスタマイズは可能ですが、細かい設計はPCでの作業がおすすめです。設定後は必ずログアウト状態で初訪問者にどう見えるかを確認してください。

ホーム画面のカスタマイズはスマホだけで完結できますか?

YouTube Studioアプリでホームタブと「おすすめ」の設定を管理できます。紹介動画の選択や複数セクションの並べ替えは、公式ヘルプのPC向け手順に沿って進め、スマホで表示も確認してください。

ホーム画面の表示は誰にでも同じように見えますか?

いいえ。チャンネル登録者と未登録者では、表示される動画が異なる設定が可能です。

企業チャンネルでは特に、未登録の初訪問者向けの紹介動画を最適化することが重要です。設定変更後は、必ず未登録状態での見え方を確認しましょう。

ホーム画面を変えたのに反映されません。なぜですか?

設定後に「公開」を押したか、操作したチャンネルと確認しているチャンネルが一致するか、ホームタブがオンかを確認してください。公式ヘルプのホームタブ・公開手順と照合します。

それでも変わらない場合は、投稿時点のYouTube Studioの仕様や表示条件を改めて確認してください。

まとめ:ホーム画面は「設定」より「設計」で差がつく

企業YouTubeチャンネルのホーム画面カスタマイズは、YouTube Studioの「カスタマイズ」→「ホーム」から紹介動画とセクションを設定する、という操作自体は難しくありません。

しかし本当に成果を分けるのは、次のような設計判断です。

  • 紹介動画を「会社目線」ではなく「視聴者の課題」から始めているか
  • セクションを「最新・人気」だけでなく「課題別・検討フェーズ順」に並べているか
  • 上位3〜5セクションに、最も見せたい情報を集約できているか
  • スマホでの見え方まで確認しているか
  • チャンネル設計・コンテンツマップと一貫しているか

ホーム画面は、設計されたコンテンツを正しい順で見せる「出口」に過ぎません。だからこそ、チャンネル全体の設計と切り離して考えると、いくら見た目を整えても回遊も登録も増えない、という状態に陥ります。

まずはこの記事の手順でホーム画面を整え、「YouTube チャンネル設計」「YouTube 再生リスト 作り方」「YouTube コンテンツマップ 作り方」で全体像を固めていくのがおすすめです。

そのうえで、自社だけでは判断が難しい設計や、成果が伸び悩む原因の特定は、運用支援のプロに相談することで大きく前進します。ホーム画面の見た目を整えることをゴールにせず、企業の成果につながる導線づくりまで踏み込んでいきましょう。

ホーム画面を問い合わせ導線まで設計したい企業へ

ホーム画面は動画を並べる場所ではなく、初見視聴者を代表動画、事例、サービス理解へ案内する導線です。Re.Questでは、企業YouTubeのチャンネル設計から企画・制作・分析までを一貫して支援しています。

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この記事は、企業YouTube・SNS運用支援を行う株式会社Re.Questの編集部が作成しています。運営責任者は、株式会社Re.Quest代表取締役の青木創士です。

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