
「興味のない動画ばかり出る。YouTubeのホームを自分好みに戻したい」。ただ、同じ「ホーム画面」でも、見る人のおすすめ一覧と、運営するチャンネルのトップページでは設定場所が違います。
視聴者側なら再生履歴や「興味なし」でおすすめを調整し、チャンネル側ならYouTube Studioの「カスタマイズ」→「ホーム」で紹介動画や再生リストを並べます。列数が変わった場合は、この2つの設定とは分けて確認が必要です。
2026年10月19日に確認したYouTube公式ヘルプをもとに、PC・スマホの手順と変更できる範囲を整理しました。おすすめを減らしたいのか、自社の動画を見つけてもらいやすくしたいのかを選べば、触る設定と確認方法が分かります。まずは自分の目的に合う項目から進めてください。
先に結論:症状別の直し方(早見表)
| 症状 | 主な原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 表示・レイアウトが急に変わった → まず確認すること | おすすめの内容が変わったのか、列数・サムネの大きさなど見た目が変わったのかで原因が違う | 内容なら再生履歴・「興味なし」を確認。見た目ならブラウザの表示倍率を確認し、それでも違えば下の「元に戻せる設定・戻せない変更」へ |
| ホームに動画が何も表示されない(検索バーとメニューだけ) | 再生履歴がオフで、それ以前の履歴も少ない | YouTubeの履歴管理画面で再生履歴をオンにし、見たい動画を視聴する |
| 興味のない動画ばかりおすすめされる | トップページのおすすめは主に再生履歴をもとに表示される | その動画を再生履歴から削除する。ホームの動画の︙から「興味がない」「チャンネルをおすすめに表示しない」を選ぶ |
| おすすめをリセットして最初からやり直したい | 再生履歴・検索履歴が反映されている | 再生履歴(必要なら検索履歴も)を削除する。登録チャンネルや高評価もおすすめに使われるため、完全な初期化にはならない |
| 以前「興味がない」にしたチャンネルを戻したい | 送信したフィードバックが残っている | マイ アクティビティ→[その他のアクティビティ]→「YouTube の『興味なし』のフィードバック」で[削除] |
| ホームのショート動画が減った・出なくなった | 「ショート動画の表示を減らす」を選んでいる | マイ アクティビティ→[その他のアクティビティ]→[ショート動画の表示を減らす]で[削除] |
| PCでホームの列数が減った・サムネが大きくなった | ホームのレイアウト変更、またはブラウザのズーム | ブラウザの表示倍率を確認する(Chromeは Ctrl/⌘+「−」)。列数を指定する設定は公式ヘルプにない |
| スマホでサムネの大きさがばらばら、「登録チャンネル」の場所が変わった | YouTubeが一部の利用者に実施しているテスト | 利用者側で切り替える設定は案内されていない。困る場合はプロフィール写真→[フィードバックを送信]で伝える |
| 自分のチャンネルのホームタブの並びを変えたい | YouTube Studioのレイアウト設定 | Studio→[カスタマイズ]→[ホーム]タブで編集して[公開](手順へ) |
出典:YouTube のおすすめ動画の仕組み・おすすめと検索結果を管理する・再生履歴の管理・フィードバックの送信・TeamYouTube(テスト中の機能)・Chrome ヘルプ(ズーム)(確認日:2026年10月19日)。

YouTubeを開いたときのおすすめを変える操作と、自分のチャンネルのホームを編集する操作は別です。視聴者側では履歴やフィードバックを調整します。前提として、設定したいGoogleアカウントにログインし、PCのブラウザまたはスマホのYouTubeアプリを用意してください。
| 変えたいこと | 使う設定 | 確認すること |
|---|---|---|
| 過去に見た動画の影響を減らす | 再生履歴の削除 | 対象動画が履歴から消えたか |
| 今後の視聴を履歴に残さない | 再生履歴をオフにする | 再生履歴の保存設定 |
| 特定のおすすめを減らす | 「興味なし」などのフィードバック | 選んだ内容と画面の表示 |
| チャンネルの動画を並べ替える | YouTube Studioのカスタマイズ | チャンネルのホームタブ |
出典:YouTube公式:おすすめと検索結果を管理する/チャンネルのレイアウトをカスタマイズする(確認日:2026年10月19日)。所要時間は削除範囲や動画選びで変わります。おすすめの変化を確認するまでの時間は公式に一律の案内がないため、即時の変化は約束できません。

おすすめを見直すなら、まず影響を減らしたい再生履歴を削除します。履歴の削除は過去の記録を消す操作、一時停止・オフは今後の記録を止める操作です。履歴以外もおすすめに使われるため、削除だけですべてのおすすめが完全に初期化されるわけではありません。
スマホではYouTubeアプリのプロフィール写真→「設定」→「すべての履歴を管理」から削除できます。記録を止める場合は「管理」タブで「YouTubeの再生履歴を含める」の選択を解除します。手順はAndroid版の公式ヘルプ/iPhone・iPad版の公式ヘルプで確認できます。
注意:履歴管理画面の「削除」で期間を指定すると、その期間の検索履歴も削除されます。削除前に対象アカウントと範囲を確認してください。手順の根拠:再生履歴の表示、削除、オン/オフの切り替え。
履歴を全部消す前に、見たくないおすすめへフィードバックする方法もあります。動画単位で好みに合わないと伝えるなら「興味なし」(公式ヘルプの表記は「興味がない」)、チャンネル単位でおすすめを調整するなら「チャンネルをおすすめに表示しない」を使います。
選択はおすすめを調整する情報として使われます。検索なども含めて、そのチャンネルをあらゆる場所で完全に非表示にする設定とは区別してください。
「動画が大きくなった」「前の列数に戻したい」という場合も、履歴の削除と表示レイアウトの変更を分けて考えましょう。今回確認したYouTube公式ヘルプでは、視聴者のホームの列数を指定したり、以前のレイアウトへ必ず戻したりする設定手順は確認できませんでした。
ただし、原因がはっきりしているケースもあります。PCで急に動画が大きくなった場合は、まずブラウザのズームが100%になっているか確認してください。YouTubeはPCのホームで大きなサムネを少なく並べるレイアウトを採用しており、1行に並ぶ数は画面の幅や表示倍率で変わります。スマホでは2026年4月29日から、ホームの動画とサムネのサイズを自動で変えるテストが、Android・iOSの一部の利用者に実施されています(TeamYouTubeの告知)。2026年5月7日には、「登録チャンネル」を下のメニューから画面上部へ移すテストも告知されています。端末別の確認方法はYouTubeサムネのサイズと、でかい・小さい表示の直し方でまとめています。
YouTube Studioで並べ替えられるのは、自分が運営するチャンネルのホームです。視聴者側のホームの列数を戻すためにStudioを操作する必要はありません。履歴を消して列数を戻せるとも案内できません。
操作の根拠:YouTube公式:フィードバックの送信。送信は表示を元に戻すことや、個別の返信を保証するものではありません。

再生履歴がオフで、以前の履歴も少ない場合、ホームにおすすめ動画が表示されず、検索バーなどが中心になることがあります。これはYouTube公式:おすすめ動画の仕組みで説明されている挙動です。
履歴設定の確認先:YouTube公式:再生履歴の管理。履歴が少ないことを原因と決めつけず、ログインしているアカウントも確認してください。
チャンネル運営者の方へ:自分のチャンネルに紹介動画や再生リストを並べる設定は、YouTube Studioで行います。運営者向け:YouTube Studioでホーム画面をカスタマイズする手順へ進む。企業チャンネルの設計やスマホでの確認方法も後半で解説します。
運営者向け:チャンネルのホームは「Studio → カスタマイズ → ホーム」で設定する
結論:PCではYouTube Studioの左メニューから「カスタマイズ」→「ホーム」を開き、紹介動画・注目動画・最大12個のセクションを設定します。YouTube Studioアプリでもホームタブのオンオフや一部設定が可能です。
| 初見の視聴者 | チャンネル紹介動画で、誰向けの何のチャンネルかを伝える |
|---|---|
| 登録者 | 注目動画に次に見てほしい代表動画を設定する |
| レイアウト | おすすめ、長尺、ショート、再生リストを目的順に並べる |
| 確認 | スマホとPCの両方で、最初の2セクションが意図どおりか確認する |
チャンネル運営者が後半で確認できること
YouTubeのホーム画面が変わった・表示が変わったと感じた時に、利用者側で元に戻せるものと戻せないものを、YouTube公式ヘルプで確かめられる範囲で分けました(2026年11月2日確認)。
| 変わったこと | 元に戻せるか | 方法 |
|---|---|---|
| ホームに何も表示されない | 戻せる | 再生履歴をオンにして動画を視聴する(再生履歴の管理) |
| おすすめの内容が変わった | 調整できる | 再生履歴から動画を削除、「興味がない」「チャンネルをおすすめに表示しない」を使う(おすすめの仕組み) |
| 「興味がない」にしたチャンネル・ショートの表示を戻したい | 戻せる | マイ アクティビティの[その他のアクティビティ]からフィードバックを削除する |
| PCで列数・サムネの大きさが変わった | 表示倍率なら戻せる | ブラウザの表示倍率を確認する。列数を指定するYouTubeの設定は公式ヘルプにない |
| ホーム画面のレイアウト変更(デザイン変更・テスト) | 戻す設定はない | 利用者が以前のレイアウトに切り替える設定は公式ヘルプで案内されていない。困る場合はアプリの[フィードバックを送信]で伝える |
| 自分のチャンネルのホームタブの並び | 戻せる(運営者) | YouTube Studio→[カスタマイズ]→[ホーム]で編集して公開(チャンネルのレイアウトをカスタマイズする) |
おすすめをリセットしたい場合も、再生履歴・検索履歴の削除で反映をやり直せますが、登録チャンネルや高評価もおすすめに使われるため、完全な初期化にはなりません。
ここからは、動画を投稿する側の話です。YouTubeのトップページ(ホーム)は、ログインした視聴者ごとにパーソナライズされています。投稿者が特定の視聴者のホームに動画を指定して載せる設定や申請は、公式ヘルプには案内されていません。
公式ヘルプによると、トップページのおすすめには主に再生履歴が使われ、ほかに検索履歴、登録チャンネル、高評価・低評価、「興味がない」などのフィードバック、満足度アンケートもシグナルとして考慮されます。チャンネルの評判や品質も、どの視聴者にいつ表示するかの判断材料です。つまり「見た人が満足し、次も見たくなる動画」を積み重ねることが、ホームに載る近道になります。
| やること | 公式情報で言えること | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| タイトル・サムネと中身を一致させる | YouTubeは視聴者に関連性があり、平均視聴時間から関心がうかがえる動画をおすすめする。クリックベイトは平均視聴時間が短くなりやすい | サムネのサイズ・表示の直し方 |
| 小さい表示でも伝わるサムネにする | ホームの枠の大きさは端末やレイアウトで変わる。推奨は3840×2160・16:9 | YouTubeサムネのサイズ早見表 |
| ショートから長尺へ回遊させる | ショート フィードも視聴者ごとにパーソナライズされている | ショートから長尺へ誘導する方法 |
| チャンネル登録につなげ、ホームタブを整える | 登録チャンネルはおすすめのシグナルの1つ。チャンネルのホームタブは最大12個のセクションで構成できる | Studioでのカスタマイズ手順 |
| 「ブラウジング機能」の数値を見る | YouTube Studioのリーチレポートで、ホーム画面・登録チャンネル・後で見るなどからの流入が「ブラウジング機能」として確認できる | YouTube運用レポートの作り方 |
出典:YouTube のおすすめ動画の仕組み・How YouTube Works:おすすめ・インプレッションとクリック率に関するよくある質問・YouTube 動画のリーチについて理解する・チャンネルのレイアウトをカスタマイズする(確認日:2026年10月19日)。
企業チャンネルをこれから立ち上げる、または全体を見直す場合は、企業向けYouTubeの始め方ガイドで目的・体制・企画の順番から確認できます。
ホームに載る動画づくりを外注するならYouTube運用代行のおすすめ企業と選び方、社内で企画・制作できるようにするなら企業向けYouTube研修の選び方も参考にしてください。
視聴者があなたの企業チャンネルにたどり着く経路は、検索・関連動画・広告・SNSなどさまざまです。1本の動画を見た後、興味を持った視聴者が次に開くのが「チャンネルのホーム画面」です。
ここで「何をしている会社で、他にどんな価値ある動画があるのか」が一目で伝わらないと、視聴者はそのまま離脱します。ホーム画面は、いわば企業サイトのトップページと同じ役割を担っているのです。
動画単体の質がどれだけ高くても、ホーム画面が散らかっていれば、せっかくの新規訪問者を回遊させられません。
個人の発信者と企業では、ホーム画面に求められる役割が異なります。
| 観点 | 個人チャンネル | 企業チャンネル |
|---|---|---|
| 主な目的 | 最新動画の視聴促進・ファン化 | 信頼獲得・サービス理解・問い合わせ導線 |
| 紹介動画の役割 | 自己紹介・世界観の提示 | 事業内容と提供価値の明示 |
| セクション設計 | 人気動画中心でシンプルに | サービス別・課題別に整理 |
| 意識すべき視聴者 | 継続視聴者(登録者) | 初訪問の見込み客・取引先候補 |
個人チャンネルは「最新動画とバズった動画を目立たせる」程度で機能します。しかし企業チャンネルは、初訪問者が「この会社は自社の課題を解決してくれそうか」を判断する場所です。
だからこそ、後述するセクションの並べ方や紹介動画の選び方に、明確な意図が必要になります。
まずは基本の操作手順を押さえます。ここではPC(YouTube Studio)での手順を解説します。
なお、機能名やボタンの位置は仕様変更されることがあるため、実際の画面と照らし合わせながら進めてください。
「ホーム」タブの中にある「レイアウト」欄で、チャンネルの紹介動画やセクションを設定します。公式ヘルプ:チャンネルのレイアウトをカスタマイズするで現在の操作を確認できます。
「ホーム」タブの「レイアウト」欄で「セクションを追加」を選びます。未登録者向けは「チャンネル紹介動画」、登録者向けは「スポットライト」を選んで動画を指定し、「公開」を押します。公式ヘルプの紹介動画・注目動画の手順も参照してください。
企業チャンネルで特に重要なのが、前者の紹介動画です。ここでは、誰向けのどんな動画があるかを簡潔に伝える紹介動画を選ぶのが編集上の提案です。
会社紹介や挨拶動画を使う場合も、初訪問者が知りたい内容を簡潔に伝えられるか確認しましょう。
「ホーム」タブの「レイアウト」欄で、ホーム画面に表示するセクションを追加できます。
セクションは複数追加できますが、企業チャンネルでは「上から3〜5セクションを目安に、初訪問者が知りたい順に情報を並べる」設計から試すことを提案します。これは公式の必須条件や成果保証ではありません。何をどの順で並べるかは、次章の判断基準で詳しく解説します。
設定が終わったら「公開」を押して反映します。反映後は、必ず以下を確認してください。
「自分のログイン状態」で見た画面と、「初訪問者が見る画面」は違います。この確認を飛ばすと、想定と違う並びのまま放置されがちです。
スマホの視聴者向け設定は前半、運営者向けのチャンネル設定はこの節で扱います。使うアプリと変更する画面を区別して進めてください。
YouTube Studioアプリでは、プロフィール写真→「編集」→「ホーム」タブから、ホームタブのオン/オフを切り替えられます。「おすすめ」のオン/オフや「その他の設定」で表示するコンテンツの種類なども調整できます。公式ヘルプ:Studioアプリのホーム設定を確認してください。
ただし、紹介動画や複数セクションの設定は、公式ヘルプに沿ってPCのYouTube Studioで進めることを提案します。
企業チャンネルとして本格的にホーム画面を設計するなら、基本はPCで作業し、スマホは「実際の視聴者の見え方を確認する端末」として使うことをおすすめします。視聴端末による見え方の違いを確認するため、PCとスマホの両方でチェックします。
PCの大画面では気づかない「文字の切れ」や「サムネイルの視認性」は、スマホでこそ発見できます。
ここからが、単なる操作説明を超えた本題です。「設定はできた」けれど「回遊も登録も増えない」企業チャンネルには、共通する設計上の欠落があります。
多くの企業が紹介動画で「弊社は創業○年、○○を提供しています」と会社目線で始めてしまいます。しかし初訪問者が知りたいのは会社の歴史ではなく、「この会社は、自分の悩みをどう解決してくれるのか」です。
紹介動画の冒頭は、視聴者が抱える具体的な課題や疑問から入り、それに対する自社の答えを提示する構成にします。会社の実績や信頼性は、その後に補足として見せる方が伝わります。
ホーム画面のセクションを「最新動画」「人気動画」だけでは、視聴者が自分の課題に合う動画を探しにくい場合があります。
企業チャンネルでおすすめのセクション構成例は次の通りです。
このように「視聴者の検討フェーズ順」にセクションを並べることで、初訪問者が自分に合った動画を自然に辿れるようになります。
セクションの土台となる再生リストの作り方は「YouTube 再生リスト 作り方」の記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
セクションは10個以上追加することも技術的には可能です。しかし、スクロールが長くなりすぎると、視聴者はどこを見ればいいか分からなくなります。
初訪問者が最初のスクロールで到達できる上位3〜5セクションに、最も見せたい動画を集約するのが基本です。それ以下のセクションは、深く興味を持った視聴者のためのおまけと考えましょう。
ホーム画面のカスタマイズは、あくまでチャンネル設計全体の一部です。
どんなコンテンツをどのテーマで作るか(コンテンツマップ)、チャンネルのコンセプトをどう定めるかが決まっていないと、ホーム画面をいくら整えても軸のない見た目になります。
チャンネル全体の設計思想については「YouTube チャンネル設計」、コンテンツの全体像を整理する方法は「YouTube コンテンツマップ 作り方」の記事が土台になります。ホーム画面は「設計されたコンテンツを、正しい順で見せる出口」に過ぎないという位置づけを忘れないでください。
企業チャンネルの導線設計は、ここまで読んで「自社だけで最後まで詰め切るのは難しそうだ」と感じた方も多いはずです。
ホーム画面の操作と設計にかかる時間は、動画や再生リストの準備状況で変わりますが、「どの動画を紹介動画にするか」「セクションをどう課題別に組むか」は、事業理解とYouTube運用の両方の知見が必要になります。
企業チャンネルを見直す際のチェック項目をまとめます。ここに挙げるのは編集上の注意点であり、Re.Questの支援事例や頻度の実測ではありません。自社チャンネルに当てはまっていないかチェックしてください。
社内向けや取引先向けに作った真面目な会社案内動画を、そのまま紹介動画に設定してしまうケースです。初訪問者にとっては情報量が多く退屈で、離脱の原因になります。
紹介動画は「初めてこのチャンネルに来た人」に最適化した専用の短い動画を用意するのが理想です。
チャンネル作成時のデフォルト状態から一度も触っていないパターンです。これでは動画が投稿順に並ぶだけで、視聴者は自分に必要な情報にたどり着けません。
デフォルトのまま放置されたホーム画面は、目的に合う動画へ進めるかを見直す余地があります。
課題別のセクションを作りたくても、そもそも動画が再生リストで整理されていないため、意味のあるセクションを組めないケースです。ホーム画面設計の前提として、再生リストの整備が欠かせません。
PCで美しく整えても、スマホでサムネイルの文字が読めなかったり、セクション名が途中で切れていたりするケースです。PCとスマホの両方で表示を確認しましょう。
事業の重点が変わったり、新しいサービスが増えたりしても、ホーム画面が数年前のままというケースです。ホーム画面は「作って終わり」ではなく、事業やコンテンツの変化に合わせて定期的に見直すものです。
四半期に一度は、紹介動画とセクション構成を見直す運用ルールを決めておくと安心です。
ホーム画面を整えたら、それを起点にチャンネル全体の導線を強化していきます。
各動画の終了画面やカード機能を使って、次に見てほしい動画やチャンネル登録を促します。ホーム画面で「入口」を整え、動画内で「次の一手」を提示することで、回遊が連鎖します。
ホーム画面と並んで、視聴者が確認するのがチャンネルの概要欄です。事業内容・問い合わせ先・関連リンクをわかりやすく整えておくことで、興味を持った視聴者を自社サイトや問い合わせにつなげられます。
ホーム画面の変更内容と変更日を記録し、動画の視聴状況や登録者の変化と照合します。ホームの変更だけによる効果とは断定せず、投稿内容や他の施策も合わせて確認してください。
数値を見ながら「紹介動画を差し替える」「セクションの順番を変える」といった改善を繰り返すことが、成果につながる運用です。
ホーム画面のカスタマイズ自体は、この記事の手順に沿えば自社でも実行できます。問題は「その先の設計と継続運用」を誰が担うかです。
これらが揃っているなら、外部の支援を受けながらノウハウを内製化していく方向が理想的です。
「設定はできるが、成果につながる設計判断が難しい」という段階こそ、外部の知見を借りる価値がある段階です。
ホーム画面のカスタマイズは入口に過ぎず、チャンネル設計・コンテンツ設計・効果測定までを一貫して回せて初めて、企業チャンネルは資産になります。
自社で試行錯誤を続けて設計の判断で迷う場合は、一度プロの視点で現状のチャンネルを診断してもらうと、改善の優先順位が明確になります。
再生履歴がオフで、それ以前の履歴もあまりない場合、トップページには検索バーと左側のメニューだけが表示されます。おすすめを表示したい場合は、再生履歴をオンにして動画を視聴してください(公式ヘルプ)。
視聴者のホームの列数を指定したり、以前のレイアウトに戻したりする設定は、公式ヘルプでは案内されていません。PCではブラウザのズームを確認し、レイアウトのテストで困る場合は[フィードバックを送信]で伝えてください。
企業として公式にYouTubeを運用する場合、企業名を出すのはむしろ推奨されます。ブランドの認知と信頼につながるためです。
チャンネル名やアイコン、チャンネルアートに企業名やロゴを正しく設定し、視聴者が「どの会社の公式チャンネルか」を明確に判別できるようにしましょう。ただし、著作権や商標に関わる素材の扱いには注意が必要です。
PCの場合、YouTube Studioにログインし、左メニューの「カスタマイズ」→「ホーム」タブから、紹介動画の設定やセクションの追加・並べ替えを行います。
スマホアプリからも一部のカスタマイズは可能ですが、細かい設計はPCでの作業がおすすめです。設定後は必ずログアウト状態で初訪問者にどう見えるかを確認してください。
YouTube Studioアプリでホームタブと「おすすめ」の設定を管理できます。紹介動画の選択や複数セクションの並べ替えは、公式ヘルプのPC向け手順に沿って進め、スマホで表示も確認してください。
いいえ。チャンネル登録者と未登録者では、表示される動画が異なる設定が可能です。
企業チャンネルでは特に、未登録の初訪問者向けの紹介動画を最適化することが重要です。設定変更後は、必ず未登録状態での見え方を確認しましょう。
設定後に「公開」を押したか、操作したチャンネルと確認しているチャンネルが一致するか、ホームタブがオンかを確認してください。公式ヘルプのホームタブ・公開手順と照合します。
それでも変わらない場合は、投稿時点のYouTube Studioの仕様や表示条件を改めて確認してください。
企業YouTubeチャンネルのホーム画面カスタマイズは、YouTube Studioの「カスタマイズ」→「ホーム」から紹介動画とセクションを設定する、という操作自体は難しくありません。
しかし本当に成果を分けるのは、次のような設計判断です。
ホーム画面は、設計されたコンテンツを正しい順で見せる「出口」に過ぎません。だからこそ、チャンネル全体の設計と切り離して考えると、いくら見た目を整えても回遊も登録も増えない、という状態に陥ります。
まずはこの記事の手順でホーム画面を整え、「YouTube チャンネル設計」「YouTube 再生リスト 作り方」「YouTube コンテンツマップ 作り方」で全体像を固めていくのがおすすめです。
そのうえで、自社だけでは判断が難しい設計や、成果が伸び悩む原因の特定は、運用支援のプロに相談することで大きく前進します。ホーム画面の見た目を整えることをゴールにせず、企業の成果につながる導線づくりまで踏み込んでいきましょう。
ホーム画面は動画を並べる場所ではなく、初見視聴者を代表動画、事例、サービス理解へ案内する導線です。Re.Questでは、企業YouTubeのチャンネル設計から企画・制作・分析までを一貫して支援しています。
ここまでの内容を、自社の運用設計と次の改善へつなげたい方は、次の3記事もあわせてご覧ください。
こんな方におすすめ:企業チャンネル全体の設計から見直したい方
ホーム画面を整える前に必要な目的・体制・企画の順番が分かります。
こんな方におすすめ:ショート視聴者を次の動画へ案内したい方
ホームタブと動画内導線を使って回遊を作る手順が分かります。
こんな方におすすめ:変更後の効果を数字で判断したい方
視聴・回遊・問い合わせを月次で確認する指標が分かります。