2026.07.07

YouTubeトレンドの調べ方|企業運用で使える分析ツールと企画化の手順

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「YouTubeで今どんなテーマが伸びているのか」を知りたいなら、まず押さえるべき調べ方は5つあります。

YouTube Studioのインスピレーションタブ、急上昇(トレンド)タブ、ショートのトレンド機能、Googleトレンド(YouTube指定)、そして外部の分析ツールです。

この5つを組み合わせれば、感覚ではなくデータに基づいて次の動画テーマを決められます。

ただし、企業のYouTube担当者にとって本当の課題は「調べること」ではなく「調べた結果を自社の企画に落とし込むこと」です。

急上昇に載っているエンタメ系動画をそのまま真似ても、商材や信頼性が異なる企業チャンネルでは成果につながりません。

この記事では、トレンドの調べ方そのものに加えて、調べたトレンドを企業動画の企画へ変換する判断軸と手順まで、実務者視点で解説します。

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この記事でわかること

  • YouTubeトレンドを調べる5つの具体的な方法と使い分け
  • スマホ・パソコン別のトレンド確認手順
  • 各ツールの向き・不向きと企業運用での優先順位
  • トレンドを自社の動画企画に変換する4ステップ
  • 企業がやりがちなトレンド活用の失敗パターン
  • トレンド調査に関するよくある質問(FAQ)

そもそもYouTubeの「トレンド」とは何を指すのか

そもそもYouTubeの「トレンド」とは何を指すのかをイメージした画像

「トレンド」という言葉は、YouTube運用では複数の意味で使われます。ここを混同すると、調べる場所を間違えてしまいます。

まず整理しておきたいのが、以下の3層です。

トレンドの種類意味主な確認場所
急上昇トレンドいま短期間で再生が伸びている動画・話題急上昇タブ、ショートのトレンド
検索トレンド視聴者が実際に検索しているキーワードStudioインスピレーション、Googleトレンド
ジャンルトレンド特定分野で継続的に伸びているテーマの傾向外部分析ツール、競合分析

企業運用でとくに重要なのは、真ん中の「検索トレンド」です。

急上昇に載る動画は芸能・音楽・大型YouTuber中心で、企業が再現しにくいものが多い一方、検索トレンドは「視聴者が何を解決したくてYouTubeを開いているか」を示すため、そのまま企画の種になります。

なお「YouTube トレンド なくなった」と検索する人もいますが、これは急上昇タブの表示形式やアプリ内の導線が時期によって変わることが背景にあります。仕様は変わり得るため、実際の名称や場所は投稿時点の画面で確認してください。

YouTubeトレンドを調べる5つの方法

YouTubeトレンドを調べる5つの方法をイメージした画像

1. YouTube Studio「インスピレーション」を使う

企業運用で最初に見るべきなのが、YouTube Studio内のインスピレーション(旧称や表示が変わる場合あり)です。ここでは、自分のチャンネルの視聴者層やジャンルに基づいて、AIが動画アイデアや関連テーマを提案してくれます。

手順は次の通りです。

  1. パソコンでYouTube Studioにアクセスする
  2. 左メニューまたはダッシュボードから「インスピレーション」系の項目を開く
  3. 表示されたテーマ候補やキーワードを確認する
  4. 気になるテーマの「関連する検索」や派生アイデアを掘り下げる

最大の強みは、自チャンネルのデータと紐づいた提案である点です。汎用的なトレンドではなく「あなたのチャンネルの視聴者が次に見たいもの」に近い情報が得られるため、企画会議のたたき台として非常に使えます。

2. 急上昇(トレンド)タブで短期の話題を確認する

急上昇タブは、いまYouTube全体で伸びている動画を確認する場所です。スマホアプリでもパソコンでもアクセスでき、音楽・ゲーム・映画など複数カテゴリに分かれて表示されることがあります。

企業担当者がここを見る目的は「バズ動画をそのまま真似る」ためではありません。世の中の空気感、話題になっているフォーマット、視聴者が反応している見せ方を掴むために使います。

  • サムネイルの傾向(文字量・表情・色使い)
  • タイトルの言い回し
  • 尺(ショートかロングか)
  • 冒頭の掴み方

こうした要素を観察し、自社の動画に応用できる部分だけを抜き出すのが正しい使い方です。

3. ショート動画の「トレンド」機能を活用する

ショートは、いま最も新規視聴者に届きやすいフォーマットです。急上昇タブやショート専用の導線から、トレンドの音源・テーマ・企画フォーマットを確認できます。

とくに注目すべきは「使われている音源」と「繰り返されている企画の型」です。同じ音源や同じ構成が複数の投稿者に使われているなら、それはアルゴリズムに乗りやすいフォーマットである可能性が高いといえます。

企業のショート運用では、トレンド音源をただ乗せるのではなく、「自社の商材・専門知識×トレンドの型」で組み合わせる発想が重要です。

4. Googleトレンド(YouTube検索を指定)で需要の推移を見る

Googleトレンドは、検索キーワードの人気度の推移を可視化できるツールです。設定で検索対象を「YouTube検索」に切り替えると、YouTube内での特定キーワードの需要変化を確認できます。

手順は次の通りです。

  1. Googleトレンドにアクセスする
  2. 調べたいキーワードを入力する
  3. 検索対象のプルダウンを「YouTube検索」に変更する
  4. 地域を日本などに絞り、期間を設定する
  5. 上昇中か下降中か、季節性があるかを確認する

このツールが優れているのは、「今」だけでなく「これから伸びるか・落ちるか」の傾向を読める点です。複数キーワードを比較できるので、「Aというテーマと、Bというテーマ、どちらの需要が伸びているか」を判断する材料になります。

企業が中長期の企画カレンダーを組むときに欠かせません。

5. 外部分析ツールでジャンルの傾向を深掘りする

YouTube標準機能だけでは、競合チャンネルの伸びているテーマや、ジャンル全体のキーワード傾向までは把握しきれません。ここで役立つのが外部の分析ツールです。

  • チャンネル分析ツール(登録者・再生の推移、伸びた動画の特定)
  • キーワード分析ツール(トレンドキーワード、検索ボリュームの傾向)
  • SNS横断分析ツール(YouTube以外の話題も含めた把握)

外部ツールは「競合が今どのテーマで伸びているか」を客観的な数字で確認できるのが強みです。自社の勘や好みではなく、市場でどのテーマが機能しているかを見極められます。

無料・有料さまざまなので、まずは競合チャンネルの伸びた動画を特定する用途から始めると効果を実感しやすいでしょう。

スマホでYouTubeトレンドを調べる手順

外出先や移動中にサッと確認したい場合、スマホでも主要なトレンドチェックは可能です。

  • 急上昇の確認:YouTubeアプリの検索・発見系のメニューから急上昇やトレンド関連の導線をたどる
  • ショートトレンド:ショートを再生し、使われている音源や「関連するショート」から傾向を掴む
  • Googleトレンド:スマホのブラウザからアクセスし、YouTube検索指定で確認できる

ただし、YouTube Studioのインスピレーションや外部分析ツールの詳細な数値確認は、画面の広いパソコンのほうが圧倒的に作業しやすいです。スマホは日常のネタ拾い、パソコンは本格的な企画設計と役割を分けるのが実務的です。

トレンド調査から企画化までの4ステップ

トレンドを調べただけで満足してしまい、動画に反映できないケースは非常に多いです。ここでは、調べた情報を企画へ変換する手順を示します。

ステップ1:トレンドを3層で仕分ける

集めた情報を「急上昇(短期)」「検索トレンド(中期・需要)」「ジャンル傾向(継続)」の3層に分類します。企業運用では、まず検索トレンドとジャンル傾向を軸に据え、急上昇は味付けとして扱うのが原則です。

ステップ2:自社の商材・専門性と重ねる

トレンドテーマの中から、自社が「一次情報で語れる」「専門知識で深掘りできる」ものだけを選びます。ここで、単なる流行の後追いではなく、自社にしか出せない切り口が生まれます。

ステップ3:検索意図に合わせて尺とフォーマットを決める

  • 悩みが明確で検索される内容 → ロング(解決型・SEO狙い)
  • 認知拡大・新規接触が目的 → ショート(フォーマット活用)

同じトレンドテーマでも、視聴者がどんな状態で検索しているかで最適な形が変わります。

ステップ4:タイトル・サムネに落とし込む

急上昇動画で観察したタイトルの言い回しやサムネの見せ方を参考に、自社テーマへ適用します。トレンドの「型」を借り、中身は自社の強みで埋めるイメージです。

この4ステップを回すことで、トレンド調査が「情報収集」で終わらず「成果につながる企画」へと変わります。

より詳しい企画の作り方や競合分析の手法は、社内の関連記事(YouTube競合分析・YouTube企画の解説)も合わせて確認してください。

企業がやりがちなトレンド活用の失敗パターン

トレンドの調べ方を知っていても、活用の仕方を誤ると成果につながりません。よくある失敗を押さえておきましょう。

失敗1:急上昇動画をそのまま真似る

急上昇に載る動画は、大型チャンネルの知名度や芸能性で伸びているケースが多く、企業が同じ企画をやっても再現できません。フォーマットは参考にしても、テーマ選びは自社の需要で判断することが重要です。

失敗2:一時的なバズだけを追い続ける

短期トレンドばかり追うと、投稿するたびにテーマがバラバラになり、チャンネルの専門性が育ちません。企業チャンネルは「検索され続ける資産動画」を軸に、トレンドはアクセントとして加えるのが安定します。

失敗3:調べて満足し、企画に落とし込まない

ツールを眺めて「なるほど」で終わってしまうパターンです。調査は必ず「次に作る動画のテーマ」まで具体化して初めて意味を持ちます。前章の4ステップを仕組みとして回しましょう。

失敗4:季節性・需要の推移を見ていない

Googleトレンドで推移を確認せず、すでに需要が落ちているテーマに投資してしまうケースです。「今バズっている」と「これから伸びる」は別物だと意識してください。

失敗5:自社の視点でしか見ていない

担当者の好みや社内の都合でテーマを決めると、視聴者の検索意図とズレます。トレンド調査は「視聴者が何を求めているか」を外部データで確認する作業だと位置づけましょう。

トレンド調査を継続するための運用のコツ

トレンドは変化し続けるため、一度調べて終わりにはできません。無理なく続けるための工夫を紹介します。

  • 調査の頻度を決める:ショートや急上昇は週1回、検索トレンドやジャンル傾向は月1回など、粒度で頻度を分ける
  • 記録テンプレを用意する:気づいたトレンド、応用アイデア、実行の可否をシート化しておく
  • 競合を定点観測する:主要な競合チャンネルの伸びた動画を定期的にチェックし、自社との差を把握する
  • 社内で共有する:担当者だけでなく、商品・営業部門の一次情報とトレンドを掛け合わせる

こうした仕組み化ができると、トレンド調査が属人的な作業から、チームで回せる運用へと変わります。

とはいえ、分析ツールの使い分け、競合の観測、企画への変換、撮影・編集までを社内リソースだけで継続するのは負荷が大きいのも事実です。専任担当が確保しづらい企業ほど、途中で運用が止まりやすくなります。

request.ne.jpでは、トレンド調査から企画設計、実制作、内製化支援までを一気通貫でサポートしています。「調べ方はわかったが、自社で回し切れるか不安」という段階でこそ、外部の知見を借りる価値があります。

よくある質問(FAQ)

YouTubeのトレンドの見方は?

パソコンではYouTube Studioの「インスピレーション」系メニューや急上昇タブ、Googleトレンド(YouTube検索指定)で確認できます。スマホではアプリの急上昇導線やショートのトレンドから確認します。

表示名や場所は変わる場合があるため、投稿時点の画面で確認してください。

ユーチューブでトレンド検索するにはどうすればいいですか?

検索トレンド(視聴者が検索しているキーワード)を調べたい場合は、Googleトレンドで検索対象を「YouTube検索」に切り替えるのが確実です。

あわせてYouTube Studioのアイデア提案機能を使うと、自チャンネルに近いテーマが得られます。

YouTubeのトレンドをチェックするにはどうすればいいですか?

目的で使い分けます。短期の話題は急上昇タブとショートのトレンド、需要の推移はGoogleトレンド、自チャンネル向けの提案はStudioのインスピレーション、競合やジャンルの傾向は外部分析ツール、という組み合わせが基本です。

YouTube 急上昇 どこでみる?

YouTubeアプリやパソコン版の発見・探索系のメニューからアクセスできます。カテゴリ別に表示されることがあり、導線や名称は時期によって変わるため、その時点の画面表示に従ってください。

トレンドを調べても企画に活かせません。どうすれば?

「調べる」と「企画化」は別スキルです。本記事の4ステップ(3層で仕分け→自社の強みと重ねる→尺・フォーマット決定→タイトル・サムネ化)を仕組みとして回してください。

それでも難しい場合は、企画設計から支援できる外部パートナーの活用を検討しましょう。

まとめ

YouTubeトレンドの調べ方は、Studioインスピレーション・急上昇タブ・ショートのトレンド・Googleトレンド・外部分析ツールの5つが柱です。

企業運用でとくに重視すべきは、短期の急上昇よりも視聴者が実際に検索している「検索トレンド」と、継続的に伸びる「ジャンル傾向」です。

そして最も大切なのは、調べたトレンドを企画へ変換することです。急上昇動画をそのまま真似るのではなく、フォーマットだけを借りて中身は自社の専門性で埋める。

需要の推移を見て、これから伸びるテーマに投資する。この判断軸を持てば、トレンド調査は成果に直結する武器になります。

トレンドは調べることがゴールではなく、企画・制作・改善のサイクルに組み込んで初めて価値を生みます。自社だけで回し切るのが難しいと感じたら、早めに運用のプロへ相談し、続けられる体制を整えることをおすすめします。

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この記事の運営者情報

この記事は、企業YouTube・SNS運用支援を行う株式会社Re.Questの編集部が作成しています。運営責任者は、株式会社Re.Quest代表取締役の青木創士です。

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